卒業生が語る“現在”

健康栄養学科 2010年3月卒業|カラダスタイリスト(パーソナルトレーナー)|西村 昂朗さん

一人ひとりのカラダに合わせた健康づくりを、もっと身近な立場からサポートしたい。

大学に通っていた4年間、私は地元で新規オープンしたばかりのスポーツジムでアルバイトをしていました。パーソナルトレーナーとしての知識やスキルを身につけたのは、ちょうどその頃です。卒業後はそのままそのジムに就職して、しばらくそこで正社員として働いていたのですが、「一人ひとりのカラダに合わせた健康づくりをもっと身近な立場からサポートしたい」という思いが強くなり、独立を決めました。海外ではパーソナルトレーニングの文化が一般の家庭にも少しずつ浸透しはじめています。独立したばかりの頃は、マンツーマンでのトレーニングを希望されるお客様に出会うまでが一苦労でした。でもそこは学生時代に知り合った仲間や先輩からお客様を紹介していただいたり、スポーツセミナーに招待してもらったりしながら、着実に仕事の幅を広げていくことができました。

畿央大学で学んだことが、知らず知らずのうちに力になっていた。

現在、私は美容とダイエットをメインにしたパーソナルトレーニングを行っています。基本的にはお客様のご自宅に伺ってトレーニングをするのが中心ですが、時には会場を使ってセミナーを開催することもあります。どちらも栄養指導の専門知識が必要なので、大学で学んだ栄養学は独立した今でもずっと役に立っていますね。学生時代はアルバイト先がスポーツジムだったので、授業で学んだことをすぐにアウトプットできるという環境もありました。この仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、お客様の体調や体形が目に見えて良くなったり、スポーツのパフォーマンスが上がったと実感していただいた瞬間です。トレーニングに対する気持ちが前向きになれば、必ず次の結果は変わってきますからね。

今まで歩んできた人生の一点一点が、今ようやく繋がりはじめたばかり。

トレーニングや栄養指導はストイックに結果を求められますが、それだけがすべてというわけではありません。むしろどんなタイプの人に対しても同じように歩幅を合わせることができるコミュニケーション能力というのは、この仕事を続けていく上で一番大切なことではないかと思っています。私はまだ独立したばかりですが、将来的にはパーソナルトレーナーの派遣サービスを全国に展開していきたいと考えています。そうやってたくさんの人たちと出会い、自分のネットワークが広がっていくと思うと、なんだかワクワクしてくるんですよね。大学で学んだこと、スポーツジムでの経験、パーソナルトレーナーとしての夢…。今まで歩んできた人生の一点一点が、今ようやくつながりはじめたばかりです。

大学生活には、何かのきっかけを見つけるための自由な時間がたくさんある。

大学に入れば仕事が見つかる、というのは誤解です。そんなふうに自分の将来を誰かに任せっきりでいたら、卒業なんてあっという間だと思いますよ。大学生活では、授業で教えてもらえないことを探したり、何かのきっかけを見つけるための自由な時間がたくさんあります。学生の頃の私は、テニスや格闘技の団体にも所属していました。私の人生においてスポーツは、人との絆を生む大切なコミュニケーションツールなんです。そして今後の社会にとって、人の健康を支える「スポーツ栄養」はプロのアスリートだけでなく、生活習慣病の予防やアンチエイジングにかかせない分野になってくるはずです。広い視野をもって栄養学を学ぶことができれば、スポーツ栄養の知識が身近な現場で活かせることにも気づけると思います。

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