卒業生が語る“現在”

現代教育学科 2011年3月卒業|大阪府和泉市立小学校教諭|前田 優介さん

母校に帰ることで、教師として教壇に立つ自分の姿を具体的にイメージできた。

和泉市の小学校で、4年生のクラス担任をしています。音楽と書写以外の全7科目の授業を教えるのは大変ですが、1日の半日以上を子どもたちと過ごし、一緒に成長していける環境にはすごく魅力を感じています。高校生の頃から「教えること」には関心があったのですが、入学当時は将来の方向性がまだ曖昧で、大好きだったスポーツに関係する仕事に就きたいと考えた時期もありました。気持ちが固まったのは大学2回生。母校への学校インターンシップに参加して授業の補助をしたり生徒たちと同じ時間を過ごしているうちに、教壇に立つ自分の姿を具体的にイメージできるようになったんです。その後は教員採用試験合格に向けてひたすら猛勉強。その努力が実り、晴れて小学校教諭として教壇に立つことになりました。

生まれて初めて徹夜して作った指導案は、今でも参考に。

昔から国語が苦手で、大学に進学するまではなんとかその場をやり過ごしていました。でも先生になると決めたその日からは気持ちを切り替え、担任の先生にアドバイスをもらったりしながら学校の指導案の作成に取り組みました。生まれて初めて徹夜して作った指導案は、今でもときどき参考にしています。他にも、畿央大学では教員採用試験を受けるために教職支援センターの先生がマンツーマンで指導してくださるなど、サポートがとても充実しています。私の場合は学校インターンシップを通じて現場の雰囲気を掴むことができたおかげで、仕事への責任感を学生のうちに学ぶことができました。まわりのみんなが同じようにモチベーションを高くキープしているというのは、本気で夢を追い求める学生にとって最高の環境だと思いますね。だから私は、ここでお世話になったすべての人たちに感謝しているんです。

子どもが何か新しいことをひらめいたときの表情が、すごくいい。

子どもたちに新しい世界を知るおもしろさを伝えるというのは、一筋縄ではいきません。勉強が好きな子とそうでない子が同じ教室で授業を受けているので、教室全体の雰囲気や生徒たちの様子を伺いながら授業内容を工夫する必要があります。遊びでも勉強でも「自分の意思ではじめてもらう」というのが、私の最大のテーマです。例えば、週に一度“みんな遊び”という時間を作ることで、子どもたちと思いっきり外で遊んでいます。教室の外の世界にある楽しみを知るというのも、立派な教育だと思っていますから。また、野外活動部の企画も任されていて、みんなで流しそうめんをしたり、空き缶を使ったわたがし作りなどを通して子どもたちの好奇心を刺激しています。子どもって、何か新しいことをひらめいたときの表情がすごくいいんです。それを見る瞬間っていうのは、それまでの苦労が一気に報われるんですよね。

自分の世界を広げることで、まだ知らない自分に出会うことができる。

畿央大学での思い出といえば、仲間と一緒に過ごした当たり前の風景が最初に思い浮かびます。あの頃はお金もなくて、五位堂駅の近くに下宿している友人宅に仲のいい5人組でしょっちゅう転がりこんでいました。学生時代は軟式野球部に所属していて、毎年みんなで福岡や広島まで遠征に行ったりもしましたね。大学生活にはそういった自由に使える時間がたくさんあります。でもそれってつまり、いろんなところに出かけて、聞いて、新しいことにどんどんチャレンジしていけるチャンスでもあるんです。自分の世界を広げていくことができれば、まだ知らない自分に出会える。畿央大学には、それを叶えるチャンスがあると思います。

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