大学院 健康科学研究科 博士後期課程の特色

 

開設のねらい

本学の健康科学部では、人間にとって最大の願いである「健康づくり」の原点は「栄養・運動・休養」の一体化にあると捉え、食(健康栄養学科)、衣・住(人間環境デザイン学科)に加えて、運動・休養を中心としたリハビリテーション(理学療法学科)を統合するという、新しい理念による「健康科学」に取り組んできました。
この健康科学部を基礎として大学院健康科学研究科修士課程を2007年4月に開設しましたが、健康科学に関する諸分野の学問・研究は日進月歩であり,修士課程修了後も急速に進歩する内容を学び続けなければ専門的知識と技術を維持することも困難です。
少子高齢化が著しく進み、社会環境が大きく変化する中で、健康をめぐる問題はより深刻なものとなり、その解決のためには高度な専門性が求められています。その社会的要請に応えるため、2009年4月に健康科学研究科博士後期課程を開設します。

養成する人材

  1. 研究者として自立して創造性豊かなすぐれた研究・開発に取り組む研究者
  2. 確かな教育能力と研究能力を兼ね備えた高等教育機関の教育者
  3. 課題解決型の研究に取り組む、高度な専門的業務従事者

特色

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働きながら学びたいという社会人のニーズに応え、授業は平日の夜または土曜日に行います。また講義科目については遠隔授業システムを使って自宅で学ぶことや、テレビ会議システムを利用して、働きながらきめ細かな指導を受けることが可能です。また長期履修制度を利用して履修年限を延ばすことができます。


カリキュラムの考え方

大学院博士後期課程においては、1)創造性豊かな優れた研究者及び高度な教育能力と研究能力をもって後進の指導に当たる教育者の養成と、2)最新の知識・技術に基づいた問題解決型の高度な研究能力を持った専門的業務従事者の養成という2つの目標を掲げています。 そのために、学部教育、修士課程教育における理学療法、看護、栄養、環境デザインの4分野の設定を一度合体させ、博士後期課程の学生がめざす目標にあわせた2分野でカリキュラム構成しました。すなわち、1)に対しては健康生命科学分野を設定し、主として最先端の健康生命科学分野の研究及び教育に取り組みます。2)に対しては健康支援科学分野を設定し、健康科学の応用的な研究に取り組みます。

カリキュラムの考え方

人間の健康維持・増進に必要な生体機能を研究する「健康生命科学分野」においては、人体の構造や機能が、摂取する食物などの栄養素や、日常生活に伴う運動・行動および生活環境によってどのように影響を受けるかを研究対象とし、基礎医学的な方法により研究を行います。一方、人間の健康維持・増進を最も効果的に支援出来る方法を研究対象とする「健康支援科学分野」においては、新しい理学療法や、食、住環境の今後のあり方を求めて研究を行います。
本課程の学生はこれらの研究分野において新しい学問的な発見、応用分野における新技術の開発をめざし、健康科学の世界をリードする人材になることが期待されています。

開設科目と授業担当者

科目区分 授業科目の名称 単位 概要
共通科目 先端ヘルスサイエンス
セミナー
2 内外の最先端の健康科学に関連する学際的な研究手法を学ぶ。
本学大学院の特に優れた研究業績を挙げている専任教員から、それぞれの領域における詳細な研究手法をオムニバス形式で学び、積極的な討論を経て、博士論文作成に必要な知を涵養する。
インタープロフェッショナル
ワーク論
2 リハビリテーション専門職(理学療法士など)、看護職、栄養士、建築士をはじめとして、医療・保健学,福祉・工学,環境学など異なる教育的背景をもつ学生が、ヘルスプロモーションという共通の目標に向かって課題を探求し相互に学ぶプロセスをとおして、専門職間の連携と協働の意義や方法論を習得する。
卒業要件 共通科目2科目必修4単位
科目区分 授業科目の名称 単位 担当教員
専門科目 健康生命科学分野 生体機能科学特講 2 金子章道 山本隆 坂田進
生体機能科学
特講演習
2
健康支援科学分野 健康リハビリテーション
科学特講
2 森岡周 庄本康治 金内雅夫
峯松亮 今北英高 田平一行
健康リハビリテーション
科学特講演習
2
健康生活環境科学特講 2 森友彦 佐藤昌子
健康生活環境科学
特講演習
2
卒業要件 特講2単位+特講演習2単位
分野共通 特別研究 6 指導教員と内容一覧
卒業要件 特別研究の論文審査で6単位

研究指導のモデル・スケジュール(健康生命科学分野・健康支援科学分野共通)

研究指導のモデル・スケジュール

学位名称

博士(健康科学) Doctor (Health Science)  略称 D.HSc