リハビリテーション・運動行動学分野

神経リハビリテーション学

ヒトの運動行動は、神経系によって統御されている。「運動制御」「姿勢制御」「行為のための認知機能」および「学習機能」に焦点を当て、それらを司る脳・神経機能について、運動および行動の観点から研究する。

取り組むテーマ例

  • 運動学習および認知活動における脳の機能 
  • 高次脳機能と運動制御機構
  • 脳の可塑的変化機構から神経リハビリテーションの効果の検証

呼吸リハビリテーション学 

呼吸リハビリテーションについて解説し、解決すべき問題点を明らかにする。特に運動負荷試験では、呼気ガス分析器、心電図など用いて実際に検査を行い、運動耐容能や運動制限因子を解析し、運動処方に至るまでを研究する。

取り組むテーマ例

  • 呼気ガス分析および骨格筋酸素動態からみた各種トレーニング効果の検討
  • 各種疾患における呼吸循環および骨格筋酸素動態に関する研究
  • 胸・腹部外科手術後の肺機能および喀痰排出能力に関する研究

物理医学系リハビリテーション学 

物理医学的治療の最新の理論、治療方法について追究する。リハビリテーション医学、形成外科学、美容外科、再生医学も視野に入れ、また運動療法やその他治療との実際的適応技術、評価方法を追究し、治療機器の開発にも取り組む。

取り組むテーマ例

  • 物理療法全般と循環に関する基礎的、臨床研究
  • 物理療法全般と痛みに関する基礎的、臨床研究
  • 高齢者に対する介護予防と理学療法に関する研究

運動生理機能学

解剖学、生理学、組織学、運動学を基盤として、主に骨、筋、神経に対する運動の影響を基礎分野から研究する。また、基礎研究から得られたデータを臨床研究分野に応用し、骨、筋、神経の変化の追究を予防や治療手技に活かすことをめざす。

取り組むテーマ例

  • 骨粗しょう症における生活習慣の影響
  • 生体に対する運動の影響
  • 高齢者の心身機能に対する調査

スポーツ心理学

スポーツに限定せず、運動や行動などにおける心理学的な事象を明らかにすることによって、スポーツや運動の実践や指導にかかわる諸問題に科学的基礎を与え、それらに対しての有効かつ適切な対応を研究する。

取り組むテーマ例

  • リラクゼーションスキルが生理心理面に与える影響
  • ピークパフォーマンスを引き出すメンタルサポート
  • 運動特性からみたスポーツ選手のサポート