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大学での自律的な学びのスタイルと学習スキルを身に付けるために、健康科学部1回生の必修科目として設けられている「基礎ゼミ」の発表会が、7月26日(月)と7月29日(木)に冬木記念ホールで行われました。

理学療法、看護医療、健康栄養、人間環境デザイン学科の学生が、学科を超えて配属された各ゼミに分かれ、学生たちが決めたテーマについて、教員の指導を受けながら主体的に研究した内容が発表されました。基礎ゼミ201007.jpg

学生たちはパワーポイントを駆使しながら各々工夫を凝らして限られた時間内で発表しました。実施後のアンケートでは「プレゼン能力や資料作成能力が上がった」、「他学科の学生との交流が有意義だった」、「高校生と大学生の違いが身にしみた」などの意見が目立ちました。

最後に講評頂いた伊藤看護医療学科長(7/26)、白石教育学部長(7/29)からは、「学生の観点のユニークさが紹介され、またこれからの畿央大学での学びの中で必ず大いに役立つ授業であった」とまとめられました。

 看護医療学科3年生必修科目「看護倫理」は、看護実践において、患者中心の看護が倫理的配慮のもとに行われているか否かを判断できる能力を養うことを目的としています。
 
 学生は、身近に経験した倫理的問題(基礎看護実習、アルバイト先の先輩後輩の関係、友達関係等)について、プレーンストーミング、KJ法、ロールプレイング等を重ねながら検討し、その結果を発表することによって、他者が経験した倫理的ジレンマを共有しました。

看護論理.JPG 7月22日(木)の最終回の授業では、済生会中和病院看護副部長の渡邉フサ子先生にご講義いただき、看護倫理を学ぶ意義、看護師が経験する倫理的ジレンマ、現場での倫理問題のサポートシステムについてお話しをいただき、現実としてベッドサイドで発生する倫理問題を考える機会となりました。例えば「おじいちゃん、どこに行くんですか?」という看護師の声かけや、「○○さん、産婦人科診察室にお入りください」と放送するなど、その方の人権、人間としての尊厳が擁護されていないことについて、先生ご自身の手書きイラストで問いかけてくださり、絵から伝わるやさしさが印象に残りました。

 生命、家族、人間などの価値観が多様化する現実を踏まえ、医療は、病者の悩みに応えるべく社会から信託された責務であることを認識して、9月から始まる臨地実習では倫理的感性をさらに磨いて欲しいと思います。

看護医療学科 伊藤明子

7月21日(水)、健康科学部看護医療学科3回生選択科目の「終末期ケア論」の校外教育活動として、受講生10名と引率教員2名が国保中央病院緩和ケア病棟「飛鳥」に見学に行きました。

この見学は「緩和ケア病棟を是非実際に見てみたい」という学生の要望にこたえて実施したものです。
まるで遠足のようにわくわくした気持ちで、学生も教員もワイワイと楽しく電車を乗り継ぎ見学に出かけました。当日はご多忙の中、国保中央病院の竹林看護部長さんと河野副看護部長さんに、とても丁寧に緩和ケア病棟の案内と説明をしていただき、学生は目をキラキラと輝かせ、夏の太陽にも劣らない眩しい笑顔で見学していました。

飛鳥.jpg<緩和ケアホーム飛鳥の庭園で国保中央病院看護部長さん・副看護部長さんとともに>

緩和ケア病棟はとてもゆったりとした静かな空間で、学生は見学目的である「一般病棟とどのように異なっているのかを知ること」ができたようです。特にホテルのような立派なロビーと、それに全面開閉できる窓で接した美しい庭園には、思わず感嘆の声が出ました。

当日は気温35度と猛暑でしたが、身体だけでなく心も燃えるような1日で、多くの学びと良い思い出が作れた1日でした。。

 看護医療学科では、4月6日(火)~7日(水)に1泊2日で新入生宿泊研修を高野山で行いました。当日は春らしい暖かな天候に恵まれ、満開の桜を見ながら高野山に上りました。

 6日の午後は、宿坊の一つ普賢院に集合し、自己紹介や2回生が考えてくれた伝言ゲームなどで新入生同士、2回生や教員との交流を深めました。また、夜には2回生の実習での体験を聞き、看護や「いのちとこころ」についてのグループディスカッションをしました。 その後も、各部屋に分かれてからも新入生同士の交流は夜遅くまで続いたようです。

 翌日7日は、前日とは一転して冬のような天候で、高野山の厳しさを体験する日となりました。この日は、霊験あらたかな地で「恕」(じょ)という仏教(儒教)の伝統の中で長い年月をかけて研究された英知について学び、そして考えました。
 はじめに、高野山大学の室寺教授より「恕」についての講演をしていただきました。「恕」とは、如(ごとく)と心を合わせた文字であり、まさに相手になりきってその人のことを理解すること、とのお話でした。看護学に志す者にとって、他者のことをありのままに理解することは、出発点でありかつ永遠に問い続けるテーマであると感じました。
 つづいて、第二部では、伊藤学科長からの話題提供で、高野山大学の室寺教授、山脇准教授を加えたパネルディスカッションが行われました。

その後、学生同士によるグループ討議や発表を通して、それぞれが「恕」について考える機会をもてたことは、看護を学ぶ第一歩として大変意義のあることとなりました。

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 今回の研修には新2回生の学生諸君が14名参加してくれました。1年間の成長はめざましく、新入生にとっても大変よい刺激になったのではないでしょうか。また、2回生にとっても多くを学ぶ機会になったことと思います。

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看護医療学科の澁谷先生の記事が、2月2日、9日の毎日新聞(朝刊)『奈良ユニバーサロン ログ・イン1000文字講座』に掲載されます。渋谷t.JPG

このコーナーは奈良県内の大学教員や学生で作るNPO法人が主催しており、奈良県内の大学教員などの記事を掲載しているものです。

今回、澁谷先生が依頼をうけ、2回連載で原稿を書かれました。
看護師の仕事にご理解を!-看護師教育の現場から-」では、看護教員の立場だけでなく看護師として、一般の方々に看護師の仕事がどんなものか、紹介しておられます。

ぜひご覧下さい♪