トップページ > 現代教育学科

現代教育学科の最近のブログ記事

入試のため授業がない貴重な平日を利用し、清教学園(大阪府河内長野市)にて、中学校の「総合」の授業(担当:竹中章勝教諭)を2回生の学生たちと見学させていただきました。清教学園中学校では教室ごとに電子黒板が設置され活用されています。

IMG_0211.JPG

学生たちは、普通の黒板がないこと、書いた内容がディジタル化されているので「板書を縮小できる」こと、もちろんコンピュータと接続されているので、すぐその場で検索して資料として提示できることなど、今までの黒板と違う授業方法に驚いていました。

通常、電子黒板を使った授業と言えば、教科書のディジタルコンテンツやフラッシュ教材を使う授業を想像しますが、今日の授業はタイトル通り、「インタラクティブ(双方向性)」がキーワードでした。生徒さんから意見を引き出し、それを板書し、考えさせながらまた意見を引き出す。キーワードがどんどん増えていく。しかしスペースは限られている。そこで、いったん書いたことを縮小して横に置いておいて、また新たに書きだす。さらに、これらのキーワードをカテゴリー化して、さらに思考を促していく授業でした。

電子黒板は、ペンで書き込める、記録を残せるなどの機能もありますが、今日は「拡大・縮小できる」という機能が存分に活かされたものでした。学生は、今までの大学の授業で「1回の授業の板書は1枚の黒板に残すようにしなさい」と指導されているので、非常にカルチャーショックを受けたようでした。

また、授業でお疲れのところ、竹中先生から1時間余りお話をしていただきました。「総合」の授業で目標としていること、「雑談」から核心にせまる授業方法について、他の先生方の電子黒板の利用について…などなど。

IMG_0223.JPG

さらに、電子黒板が3台もある「総合学習の部屋」や、1日いても飽きないであろう、きちんと分類され、本が読みたくなるような展示がさまざまにされている図書室なども見せていただきました。本当にありがとうございました。

私も、学生・院生時代に、当時の指導教官や先輩方と一緒に全国のさまざまな授業を見学させていただき、先生方のお話を伺う機会がありました。学生たちも、機会を作って授業を見学し、大学で学べないことを1つでも多く吸収してほしいと思っています。そして、学校現場で拝見させていただいたことを、大学で整理整頓し「知識」「スキル」として定着させ、教育実習など学生自身が教えるときに役立てほしいと考えています。

教育学部准教授 西端律子

プロから学ぶ、音楽の楽しさと醍醐味!

教育学部現代教育学科の授業「くらしと音楽(世界の音楽)」で、学外からゲストを招いて体験授業を実施しました。講義を担当する吉田はるみ先生から、当日の様子をレポートして頂きました。

♪2012年1月17日(火) 声楽家の内海綠さんによるヴォイストレーニング

▼内海綠さん(右)と吉田先生(左)20120117くらしと音楽 (5).jpg

多くの受講生にとってこれから必須となるスキルを磨くチャンスとあって、皆真剣に取り組んでいたようです。普段あまり意識しない姿勢や呼吸について、時には呻き声をあげながら?!試みていました。

まずは正しい姿勢(気道確保!)、そして腹式呼吸(胸式呼吸ができない姿勢で体得)、さらにいわゆる「ノド声」にならない発声のコツを習いました。解剖学的見地から、また感覚やイメージも大切に、具体的にわかりやすく教えていただきました。最後には学んだことを試しながら、「赤とんぼ」「手のひらを太陽に」などを歌いました。

  くらしと音楽イメージ.jpg

「普段の姿勢から気をつけたい」、「呼吸がこれほど大変とは」、「訓練が必要」などという感想も出ましたが、「高い声や深い声が出せた」など即効果を実感したり、なるほどナットク!と合点したことも多かったようです。内海さん お忙しい中をありがとうございました。

内海 綠さん:大阪音楽大学声楽科卒業。アメリカで現代ゴスペルを、オーストリアのモーツァルテウムでドイツ歌曲やアリアを学ぶ。国内外で各種コンサートに出演。ヴォイストレーナー、合唱指導者としても全国で活躍。環境問題に取り組むNPOや世界飢餓機構にチャリティーコンサートで協力。(吉田とは胎教コンサートや盲導犬育成コンサートなどで共演。合唱団の指導なども共同で行っている。)


♪また前週の1月10日(火)には、日本人で唯一のヤトガ(モンゴル箏)奏者 中西史子さんによる演奏を聴き、日本の箏と比較しながら楽器の特徴や音律・奏法などを学びました。

実際に楽器にも触れ、日本の箏では受講者全員「さくらさくら」演奏に挑戦。ヤトガ(楽器自体は中国古箏と同じ)は椅子に座り床と膝で楽器を支えて、指で直接弦をはじきます。「柔らかく豊かな響きに癒された」という感想が多く聞かれました。中西さん、ありがとうございました!

▼中西 史子さんのHP http://yatga.iinaa.net/index.html

第4回を終了し、子どもたちも大学生や異年齢の子どもたちと遊ぶことに慣れてきたようです。子どもたち同士の会話も増えて、元気いっぱいに遊んでいます。

 

第3回の活動日は少し肌寒かったですが天気も良く、子どもたちはみんな、グランドで元気いっぱいに遊びました。メインの遊びでは、グループのみんなで協力して速さを競う「なみなみジャンケン」をしました。ジャンケンをしている子をほかの子どもたちが応援する姿も見られました。マミポコ2011後期2回.jpg

第4回の活動では、地域の方々に来ていただき「伝承遊び」を教えていただきました。教えていただいたたくさんの遊びの中には、難しい遊びもありましたが、地域の方々に教えていただいたり、他のグループと協力したりして楽しく遊ぶことができました。マミポコ2011後期2回2.jpg

10月から始まった後期マミポコ・キッズも残すところあと2回となりました。これからも子どもたちがみんなで楽しめて、成長できるような場所にしていきたいです!!

2011年11月11日から14日にかけて、台湾・台北市のHoward Civil Service International houseにて開催された第6回アジア南太平洋スポーツ心理学会(6th Asian South Pacific Association of Sport Psychology International Congress)に参加してきました。
この学会は、アジア各国のスポーツ心理学の研究者が学術交流をはかることを趣旨とし、4年に1度開催されています。私がこの学会に参加した目的は2つありまして、その一つは、ポスター発表を控えていたことにありますが、もう一つは、会場近くにある国立台湾師範大学に赴き、旧友との研究交流を図ることにありました。

第6回アジア南太平洋スポーツ心理学会1.jpg上の写真は、学会での一コマです。デシ先生と共に動機づけ研究の第一人者であられるライアン先生(ロチェスター大学)のご講演の様子です。ライアン先生は、教育心理学や臨床心理学、スポーツ心理学など幅広い分野でご活躍されている研究者です。
私のゼミには、先生方の自己決定理論を用いて、リハビリテーションの心理と行動との関連を検討しようとしている学生がいますので、最新の知見を得たく講演に聞き入ることにしました。この写真は、アンダーマイニング現象(内発的に「楽しい!」と思って従事していた活動に対し、外的報酬が付与されると、逆に内発的動機づけが低下してしまう現象)を脳科学的に解説されているものです。提唱者であり且つ共同研究者であられるデシ先生は自伝的に、「大学院生の頃、好奇心旺盛で何事にも興味を抱き探索していた幼児が小学校に入ってから後、急に好奇心や探求心を失わせていくのはなぜだ?と疑問に思い、その原因を教師や親が子どもに与える報酬(賞罰)にあるのではないか?と考えた(Deci & Flaste, 1995)」と記述されています。後、デシ先生らがこの現象を実験的に証明した1970年代は、行動主義の影響が色濃く、どのように社会に受け容れられるようになったのかは知る由もありません。ただ、この現象には、後近代の教育を構想するためのヒントが含まれているのではないかと、かねての私には映っていた時期がありました。

日本情報科教育学会全国大会6.jpgこの度、東日本大震災で被災された皆様にお見舞い申しあげますとともに、被災地の一刻も早い復興をお祈りしたいと思います。
当初予定されていた日本情報科教育学会第4回全国大会の茨城大学での6月開催は、現地実行委員会の状況報告を受け、中止が決定されました。よって、急遽代替として畿央大学で10月に開催することとなりました。

初日(10月16日)は時折小雨の降るなか、二日目(16日)は打って変わって秋晴れのもと、北は北海道から南は大分県まで187名(実人数)の方にご参加いただきました。

日本情報科教育学会全国大会.jpg初日は4つの分科会と企画セッションが行われました。高校「情報」の実施状況、入試との関係など3人の先生からご報告があり、立ち見が出るほど盛況でした。

日本情報科教育学会全国大会2.jpg

 

その後、大学食堂地下にて、大学のアカペラサークル「アドバンス#」によるオープニングにより、懇親会が開催されました。

お料理は柿の葉寿司、奈良漬、柿最中などの地元名産品も用意しました。特に、ご飯に、「ご飯の友」や鶏肉などをのせ、お茶をかける奈良茶漬けが参加者の皆様に人気でした。
そして本来は茨城県で行われる予定だったことを忘れないためにも、茨城の地酒と牛久ワインもご用意いたしました。