「遠足サークル」は夏季登山合宿として北アルプス山系の名峰、劔岳(つるぎだけ)に挑みました!
劔岳は「日本地図最後の空白地点」「岩と雪の殿堂」とも呼ばれ、切り立った急峻な山容は見る者を圧倒します。日本百名山の中でも格別に人気があり、多くの登山者を魅了してやまないのが劔岳です。
▼劔岳山頂(標高2999m)で
▼キャンプサイトから劔岳を望んだ1枚
遠足サークルでは、これまでに日本百名山である富士山、大峰山、大台ヶ原、阿蘇山などに登頂してきましたが、今回は初めてテントを背負って登り、テントで連泊するという本格登山でした。
北アルプスには愛らしいライチョウ、可憐な高山植物を間近に見ることができます。また、山を真っ赤に染め沈む夕日、別世界のような雲海など、日常では得難い体験、言葉では表せないような雄大な景色があります。
▼最大の難所「カニのタテバイ」
50mほどある垂直の岩壁をクサリと足場だけを頼りに登っていきます。
▼なんと!真夏でも雪が解けずに残っています!
▼夏毛なのでわかりにくいですが、ライチョウです。人をこわがりません。
しかし山が見せる姿は美しいものばかりでなく、厳しい姿もあります。たとえば晴れている30分後には強い雨が降っている場合もあります。天候の急変、岩場など危険な場所は時に人を傷つけ、命をもうばうこともあるのです。
当然ながら外灯はなく、夜は真っ暗です。便利なコンビニもありません。登るのが嫌になっても途中で引き返すにも簡単には帰れません。私たちが当たり前のように享受しているものが、当たり前でない環境。このとき「自然の前で生身の人間は本当に無力である、人間は自然に生かされている」と痛感するのです。
当たり前すぎて私たちが忘れていたようなことを山は教えてくれます。
メンバーの多くは来春から小学校や高校の教師になります。これからもライフワークとして登山をつづけ、多くの感動や体験を得て、若者や社会に還元できたら・・・と思います。
また一緒に盆踊りに参加させて頂いたり、盛大な花火を鑑賞したり、KiPTメンバーも存分に夏祭りを楽しませていただきました。
今年のメインゲストは、本学教育学部の非常勤講師島本敬子先生率いる香芝音楽講座から30人の小学生「夏組2011」が参加して楽しく元気な歌声を聞かせてくれました。

