畿央大学の教育・研究・キャンパスライフをリアルタイム配信!

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ボランティア活動報告

2017年5月10日(水)

2017年4月26日(水)~29日(土)まで開催された第32回国際アルツハイマー病協会国際会議に参加し、「Café WAKACHIAI – “ Alzheimer’s Café ” in Japan : Practice and Issues」というタイトルで認知症カフェの実態について、4月28日・29日に示説発表をしました。

 

※この会議は4月26日(水)~29日(土)まで世界200か国以上、4000人以上の参加を予定して開催されたもので、介護する家族の方や約200人の認知症の当事者の方も参加されました。看護医療学科老年看護学教員6名(山崎、南部准教授、寺田講師、島岡助手、松原臨床教授、吉井臨床教授)と老年看護学教員ゼミ生を中心に学生13名が参加しました。

 

その内容は、畿央大学の老年看護学の教員と御所市地域包括支援センターと合同で実践してきた「”Kio オレンヂカフェ in 御所 – 分かち合い”」についての取り組みと課題についてでした。この活動は、認知症の人とその家族が参加しやすい認知症カフェとはどのようなものなのか検証し、認知症カフェに参加することで認知症当事者においては社会とのつながりを持ち続け、また家族においては情報交換や共感ができ、介護負担感の軽減につながるシステムの構築を目的とした「認知症カフェの実践モデルの開発」を目指した研究の一部です。ポスター発表を見た方から、認知症カフェにおけるオリジナリティや今後の方向性などについて質問をいただき、ディスカッションする中で地域包括支援センターと合同で行っているからこそ地域の状況が把握しやすく、また地域への広報活動や参加された認知症の人とその家族への継続した支援にもつなげやすいという強みに気付きました。認知症カフェを運営する主催者や参加対象者は違っても、認知症の人とその家族が過ごしやすい場を提供できる認知症カフェにするという課題が明確になり、有意義なものとなりました。

 

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また、口演発表のセッションでは「Dementia Friendly Communities」の全体会議に参加しました。その内容で印象的なものとしては、イラン(テヘラン)ではアルツハイマー協会による小学5年生を対象にした認知症啓発の教育プロジェクトが行われていたり、インドでは認知症についての啓発活動として舞台演劇を取り入れていることの紹介がありました。教育委員会と協働して調査票の発送などの経費をかけずに明日からでも認知症の啓発活動を行うことができる方法であり、認知症の啓発活動の介入前後の「認知症の認識の変化」を無料でデータ収集できるという極めてユニークな方法であると大好評でした。また、アルゼンチンでの認知症カフェの取り組みやオーストラリアの認知症サポート紹介ツリー・認知症ガイドなど世界中で多様な取り組みが行われていることを知りました。現在、世界の認知症の人の数は4,600万人以上、2050年には1億3,150万人に達すると推測されています。これまでに私は、日本の高齢化問題と連動して認知症への取り組みを学び、施策の遂行を目的とした働きかけの重要性を大切に考えていましたが、日本だけでなく世界の認知症対策にも目を向け、各国が協力し合って認知症の人とその家族が過ごしやすい地域づくりをしていくための情報交換や意見交換を行うことの必要性を再認識しました。

今後、自分自身の研究活動を進めていくうえで、「認知症の人とその家族が参加しやすい認知症カフェ」を確立することで、認知症の人とその家族が地域の方と共に安心して過ごせる場・地域づくりに貢献していけるようにさらに精進しようと思いました。

 

看護医療学科 助手 島岡昌代

 

【関連リンク】

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.59~Kioオレンヂ喫茶 in 御所

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議でKAGUYAプロジェクトの研究成果を発表!~看護医療学科教員

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.1~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.2~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.3~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.4~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.5~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.6~看護医療学科

2017年5月10日(水)

第32回国際アルツハイマー病協会国際会議が国立京都国際会館で4月26日(水)~29日(土)まで、世界200か国以上、4000人以上の参加を予定して開催されました。この会議に看護医療学科老年看護学教員6名(山崎教授、南部准教授、寺田講師、島岡助手、松原臨床教授、吉井臨床教授)と老年看護学教員ゼミ生を中心に学生13名が参加しました。

ボランティア活動について、教員からの振り返りレポートです!

 

 

この会議に参加していた老年看護学ゼミ生を中心とした学生のボランティア活動もたくさんの学びを得て、無事最終日を迎えることができました。

 

カフェ写真

 

3日間、学生は会場でのタイムキーパー、演者用の水の用意、質問者へのマイクの用意など会議の進行に関わる大役を任され、その役割を果たしました。また、コングレスバックや同時通訳のレシーバーの受け渡し、回収の場では参加者からのいろいろな質問に答えていました。配付資料が足りないときや変更になった会場への物品の搬入など不測の事態にも英語を駆使してがんばった学生、閉会式後も残って最後の確認を担った学生もいます。

 

▼写真撮影も大事なボランティア活動です。

学生写真 最終

 

最初は緊張した表情で担当の仕事を行うことで精一杯だった学生も次第に余裕が生まれ自分たちから参加者に声をかける姿も多くなりました。また、活動の合間には教員の研究の見学をはじめ認知症について学習もしました。

 

▼南部准教授の発表ポスターの前で

 

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教員も少し、ボランティア活動に携わりました。山崎教授と南部准教授は自分の研究発表の合間を縫ってコングレスバックの受け渡し、会場誘導・演者用の水の準備など裏方を支えました。寺田は認知症の方と介護者の方が過ごすルームの担当でした。利用された方から可愛いコアラのプレゼントをいただきました。

 

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ボランティア活動終了時には、国際会議事務局スタッフからボランティア学生にお礼の言葉を頂きました。

 

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最後に全員で記念撮影!したかったのですが、この時間も活動中の学生がいて全員ではとはいかなったのが残念です。学生の皆さんボランティアお疲れ様でした。この3日間で得た学びをこれからに活かしてください!

 

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老年看護学 講師 寺田美和子

 

【関連リンク】

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ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議でKAGUYAプロジェクトの研究成果を発表!~看護医療学科教員

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.1~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.2~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.3~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.4~看護医療学科

ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.5~看護医療学科

2017年5月10日(水)

こんにちは、教育学部3回生の今井悠里乃、喜屋武礼香です!

私たちは5月3日(水)に平城宮跡で行われた「平城京天平祭」の天平行列に参加させていただきました!

当日はお天気も良く、最高のコンディションでした!天平行列では、平城宮跡の朝堂院基壇跡から大極殿まで伎楽隊を先頭に歴代天皇と貴族が練り歩き、大極殿前庭で「平城遷都之詔」を行います。

私たちは、光仁天皇の女官として、その時代の衣装を着て行列に参加しました。普段とは全く違う服装で、まるでその時代にタイムスリップしたようでした!

 

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朝8時過ぎに奈良市役所に行き、受付をすると衣装が渡され、更衣室で着付けをしていただきました。なかなか着ることのできない煌びやかな衣装で、みなさんワクワクした様子でした。着付け、ヘアメイクはボランティアの方々に完璧にしていただきます!髪型も独特なものなので鏡を見るのもドキドキでした。

 

11時になり、順番に行列出発です!!畿央大学付属幼稚園の宮本園長が光仁天皇役を演じられ、私たちは光仁天皇の後ろに続いて女官として歩かせていただきました。

市役所から歩いて平城宮跡に向かう際に、一般道を走っている車などから写真を撮られたり、子どもに手を振られたりで、少し恥ずかしかったですが、女優になったような気分で楽しかったです!

平城宮跡に到着してから、時代順に天皇が入場していく際に各々の天皇の略歴や功績なども紹介されています。光仁天皇は天智天皇の孫で、62歳という高齢で第49代天皇として皇位を継承された方です。それぞれの天皇の時代の特色や政治情勢などについても知ることができました。

 

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平城京での行列の間は、益々たくさんの方々に写真を撮っていただきました。普段はできない経験で、本当に素敵な時間を過ごすことができました!

 

また、この日は、畿央大学茶道部(指導教員:健康栄養学科冬木啓子教授)も、天平祭「さくら茶会」に協力し、部員・OGなど20名以上が参加して、野点で300名以上のお点前を披露されていました。

 

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今回の天平行列に参加させていただけたことで、奈良の文化の素晴らしさや歴史の奥深さに気づくことができました。貴重な経験ができたゴールデンウィークでした。

 

現代教育学科3回生 今井悠里乃 喜屋武礼香

2017年5月8日(月)

広陵町✖️畿央大学KAGUYAプロジェクト成果報告(認知症アプリケーション開発班)

2017年4月27日(木) 13:00-14:00、ADI国際会議(至:京都国立会館)において、”The Current state of the Recognition and the Issue for Dementia with Older People in Nara, JAPAN”-KAGUYA Project Baseline Survey-「 65歳以上町民の認知症の認識に関するベースライン調査」の研究成果報告をしました。

 

※この会議は4月26日(水)~29日(土)まで世界200か国以上、4000人以上の参加を予定して開催されたもので、介護する家族の方や約200人の認知症の当事者の方も参加されました。看護医療学科老年看護学教員6名(山崎、南部准教授、寺田講師、島岡助手、松原臨床教授、吉井臨床教授)と老年看護学教員ゼミ生を中心に学生13名が参加しました。

 

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この調査は、昨年の3月に町内で実施した65歳以上の高齢者8500人を対象としたソーシャルキャピタルに関する調査の一部であり「認知症の認識に関する報告内容」です。

我が国では、認知症高齢者の増加とともに認知症に対する政策提言や介護予防のための事業が注目されています。今回、KAGUYAプロジェクトは広陵町と協働してヘルスケアデータの統合一元化を進め、介護予防講座、認知症カフェ等を企画実施のために、地域住民の認知症の認識を把握し、効果的な地域包括ケアシステムを構築の基盤とするために実施しました。その中でも特にこの調査では、地域住民の「認知症に対する認識の実態と課題」について明らかにすることを目的としています。

広陵町町に在住する65歳以上の高齢者8,004人全員のうち、調査票の返送のあった3,871人(回収率48.3%)のうち、有効回答があり、施設入所、入院者を除いた3,593人を対象としました。本研究では、認知症に対する回答をした、不安あり群(2,293人)と不安なし群(922人)を分析対象としています。

調査項目としては、基本属性、認知症の認識として①不安の有無 ②認知症の周知度 ③認知症になったときの準備 ➃認知症に対する知りたい情報の有無 ⑤認知症になったとき受けたい生活したい場所 ⑥認知症の人への対応 ⑦認知症への関心 ⑧物忘れの自覚 ⑨認知症の人または、認知症と思われる人との交流の有無等でした。

結果としては、不安あり群は、少し不安あり1,623人(47.9%)・不安あり670人(19.8%)で、不安なし群は全くない265人(7.8%)・ほとんどない657人(19.4%)でした。67.7%の高齢者は、認知症に対する不安があると回答していたのですが、知りたい情報は77.1%がある、認知症への関心についても84.4%があると回答しているにも関わらず、実際に準備をしていると回答したのは2.9%しかなく、大半の97.1%は準備をしていないと回答していたことが特徴として明らかになりました。このことは、今後に認知症に対する正しい認識をもつための知識や情報の提供が必要なことを示していました。

示説会場において、他の研究者から開発したアプリケーションの有効性の検証は何人にするのか、サンプルサイズの妥当性や開発のプロセスについてなどの意見交換をしました。

 

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また、会場内で同じように研究活動をされている研究者の方にもお会いし、認知症アプリ班の研究活動について示唆をいただくことができ、今回の国際会議への参加は大きな収穫となりました。2日目にしてKAGUYAプロジェクト紹介リーフレットも完配し、大好評に終わりました。

看護医療学科 教授 山崎尚美

 

*本研究は、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(平成27年度~31年度)の助成を受けて実施した(No.8)。

 

【関連リンク】

広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトホームページ

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ADI(国際アルツハイマー病協会)国際会議ボランティアレポートvol.6~看護医療学科

2017年5月7日(日)

4月26日(水)から29日(土)の4日間、京都で第32回アルツハイマー病協会国際会議が開催されました。京都での開催は2004年に続き2回目です。世界200の国々から延べ4000人の参加がありました。看護医療学科 老年看護学の教員6人も参加し、示説発表や学生とともにボランティア活動を行いました。

5回目は教員によるレポートです!

 

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畿央大学からは、山崎教授、島岡助手、南部の3人がそれぞれポスター発表をしました。日本の方はもちろん、海外の方も興味を持って質問してくださいました。日本は世界一の長寿国であり、認知症への施策や認知症の方やその家族への支援は世界の国々から注目されていると実感しました。

 

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講演や口頭発表、シンポジウム、ポスター発表では、本人、家族、家族の会を始め、医療、看護、介護・福祉、施策担当者など地域で支えている様々な人が発表されていました。日本語と英語訳のレシーバーをつけると、即時の通訳で内容がリアルに伝わり、迫力を感じました。本人や家族の発表では思わず涙することもありましたが、前向きな生き方が伝わり、力をいただきました。

昨年、ハンガリーのブダペストで開催された会議でお会いした方々とも再会でき、新たな情報交換もできました。

 

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最終日の午後は、メインホールでのADI本部からの認知症に対する報告があり、フィナーレでは全員で「故郷」を合唱しました。今回は看護医療学科のゼミ学生もボランティアとして参加し、次の世代を担う看護学生として多様様々な学びがあったことも充実した会議でした。

 

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次年度は、シカゴで(2018年7月開催予定)、次々年度はミラノで開催が予定されています。来年もまた会いましょう。

See you next year!!

 

看護医療学科 南部登志江

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