2008.12.11 

優秀ポスター発表賞に輝きました!!-日本高次脳機能障害学会-

11月19日(土)、20日(日)に愛媛県松山市の愛媛県県民文化会館で開催された第32回日本高次脳機能障害学会「メインテーマ:臨床の技(スキル)」にて、本学大学院2回生の谷口博さん(森岡研究室)の発表「姿勢変化によるプリズム順応課題の効果について-シングルスタディでの検討-」が、新知見ならびに独創性の優れた研究として、優秀ポスター発表賞に選ばれました。
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谷口さんのコメント
「先日、第32回日本高次脳機能障害学会で本学大学院生として、ポスター発表を行ってきました。多くの諸先輩方から質問をいただき、考察内容や方法論に対して、数多くの建設的意見をいただき、今後明らかにしていくべき課題が明確化されてきました。今後は、その課題をできるかぎり、ひとつひとつ科学的に解決していきたいと考えています。
今回から初めてポスター発表という形式がこの学会で取り入れられました。そこで「優秀ポスター賞」という賞を頂き、自分でも驚いたのですが、今行っている研究が少しでも他者に評価されることに喜びを感じました。今後もさらに研究を進めていきたいと考えています。」
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日本高次脳機能障害学会は、高次脳機能障害の臨床的研究をメインテーマに、その評価の基準となる検査法の開発、治療担当者の教育、医療保険などへの社会的活動などを幅広く行っている特徴をもっています。学会員は医師、心理学者、言語学者、言語聴覚士、作業療法士、臨床心理士など多岐にわたっており学際的な活動が特徴です。
 
 
今回、本学大学院生の研究発表がこのような賞に輝いたことは大変名誉なことです。
次回は、石合純夫学会長(札幌医科大学)のもと札幌市で開催される予定です。

 

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