2009.06.18 

上北山村「地域看護現地ワークショップ2009」に参加しました。

上北山村「地域看護現地ワークショップ2009」に現地と大学で遠隔参加しました!!

 
 6月13日(土)~14日(日)の1泊2日で、(社)地域医療振興協会近畿地域医療センター(センター長 武田以知郎先生)企画の上北山村現地ワークショップに、奈良県内の看護師養成学校5校から20名の学生、教員や現地関係者など総勢46名が参加しました。本学からは看護医療学科2年生6名、教員3名が参加しました。

 上北山村は、橿原から約1時間半の山奥で、大自然の渓谷美と素晴らしい温泉で知られる山里です。ワークショップは、「Dr.イチローが語る地域医療の魅力」「上北山村における地域看護について」「へき地での保健師活動について」「へき地における診療所の役割と看護師の重要性」「地域看護から学ぶ”こころ”」等、ミニレクチャーに関連するテーマについて、6グループに分かれて話し合いました。参加メンバーは、肩書きのある人もない人もみんな「〇〇さん」と呼び合い、ワークショップのルールを守り、とても自由で楽しい雰囲気のなか、「へき地医療の魅力」が伝わる話に盛り上がりました。
 

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 へき地で医療に携わる方々の言葉、一言ひとことが暖かく、ご苦労されているはずなのに、どうしてそのような表現ができるのかなぁ・・・?と、深くその意味を考え、人と人の関わりやケアの意味深さに感動する貴重な体験となりました。
 現地でしか体験できない、この実感・魂が揺さぶられるような雰囲気が少しでも多くの方に伝われば嬉しいなと考えていたところ、教育学部の先生、情報センターの皆さんのご協力を得て、大学にいる学生や先生が、このワークショップにライブで遠隔参加することが出来ました。                                                             大学で参加した学生からの積極的な発言は、現地で参加している皆さんも好感を持ち、とても関心を持って応答してくれました。初めての試みでしたが、皆さんのご協力のお陰で大成功でした。
 
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 現地の参加者は、夜の懇親会で「くじ」でたまたま隣同士になった方と親交を深め、再会を約束したり、新鮮な大台・大峰山麓の幸と熊野灘で獲れた海の幸を味わい、温泉で心身を癒したりしたことでしょう。

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