2009.06.15 

卒業生が論文発表しました! -日本理学療法学術大会 その1-

 

第44回日本理学療法学術大会(※1)が2009年5月28日から30日まで東京都内の東京国際フォーラムで開催されました。

 
畿央大学の教員、大学院生、卒業生の論文発表はきわめて多く、研究領域も多岐に渡っていました。

なかでも、今年3月に卒業した3期生の卒業研究が6演題もあり、頼もしい限りでした。戎さん2.JPG

 

また、講演、座長などの役割を果たしている卒業生も多く、大学としても大変高い評価をいただきました。

 

 

 

ebisu.JPG 畿央大学理学療法学科3期
生岸和田藤井病院リハビリテーション科 勤務
理学療法士 戎 勝稔さん

今回、卒業研究発表の機会を頂き、第44回日本理学療法学術大会に参加させて頂きました。

学会では多くの諸先生方の理論を学ばせて頂き、また研究発表でもご指導ご教授頂きました。特に血液透析患者様に対する運動療法の講義は興味深いものがありました。

私が所属している病院は、血液透析をされている患者様が多いため、この講義で学んだことを病院でできる限り実践していけたらと考えております。

研究発表では今後の方針について自分が考えていなかったことが見つかり有意義な時間を過ごしました。本学会で学んだことを生かしてリハビリテーションに取り組んでいきたいと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

戎さん.JPG 畿央大学理学療法学科3期 
医療法人 寿山会 喜馬病院リハビリテーション部 勤務  
理学療法士  田津原 佑介さん

 

今大会はEBPT( evidence-based PT 根拠に基づいた理学療法)ということを中心に各講義、シンポジウムが設けられ、多くの意見を知ることができました。EBM(根拠に基づいた医療)の確立の目的としては、第一に患者様をより良くするための科学的根拠の確立ということが大前提にあるわけですが、その他に、理学療法の必要性、理学療法士の職域の確立、保険点数の改善など、患者様のためだけでなく、私たち理学療法士という仕事が社会的に認められるためにもEBMの確立が不可欠となることを知ることができたことは大きな収穫でした。

 

(※1)第44回日本理学療法学術大会URL  http://www.gakkai.co.jp/jpta44/index.html

この記事をシェアする