2009年12月17日の記事

2009.12.17

ロマンティック・リハビリテーション

理学療法学科の森岡周教授が執筆された書物を中心にした「ロマンティック・リハビリテーション」フェアがジュンク堂池袋本店で開催されているので紹介します。   日時:2009年12月12日(土)~                        2010年1月31日(日) 場所: ジュンク堂書店池袋本店 6F 〒171-0022東京都豊島区南池袋2-15-5 TEL:03-5956-6111 営業時間:10時~22時   「ロマンティック・リハビリテーション」とは、森岡先生が学者として私淑されている旧ソ連の神経学者であるルリヤが用いた「ロマンティック・サイエンス」を、リハビリテーションに応用されたものです。ロマンティック・サイエンスとは、正確には「記述科学」のことであり、対象者のありのままの現象を考えぬき、それを捉え理解しようとする科学観を示しています。画像や物理的な尺度のデータから杓子定規かつ機械的に当てはめようとする科学手続きに警告を鳴らしたものといわれています。   リハビリテーション医療はオーダーメードに行われています。そこでは治療者も患者もお互いに知ろうとする関係性が求められます。治療者が一方的に身体を施術するだけ、あるいは患者自身が治療に対して受け身では「ロマンティック・リハビリテーション」の関係性は生み出されません。   この「ロマンティック・リハビリテーション」は、リハビリテーションの本質を意味したものです。関東での開催ですが、このブログを読まれた関東地方の方は、この機会に書店で「ロマンティック・リハビリテーション」の世界観に是非触れてみてください。      なお、ルリヤを敬愛するオリバー・サックスの本や、同名の写真集「ロマンティック・リハビリテーション(大西成明)」も特別展示されています。写真家・大西成明さんは奈良県のご出身で、この写真集によって林忠彦賞,早稲田ジャーナリズム大賞を受賞されました。   また、社団法人日本理学療法士協会の広報誌「PTあ!」の最新号(2009年第9号)では、この「ロマンティック・リハビリテーション」が特集されており、大西成明さんと森岡教授が登場されています。  

2009.12.17

学食の新メニュー試食会を実施しました!

食堂改善プロジェクトでは、12月10日(金)に学生食堂の新たなメニューラインナップを検討する為に、新メニューの試食会を実施しました。     参加者は約30名で、新たなメニューに舌鼓を打っていました。 参加者の皆さんは、楽しい雰囲気の中にも真剣な眼差しで味と価格のバランスをよく吟味しており、まさに、若手有望ソムリエのようでした!     メニュー内容は、近日中に販売しますので、それまでお楽しみに! (さらに…)