2010.01.18 

卒業前に後輩に伝えたいこと~4回生のボランティア体験談 / 健康科学部編~

ボランティアセンターです。
1月12日(火)~18日(月)の昼休みに、交流会「最初で最後のチャンス!?~4回生のボランティア体験談を聴いてみよう!~」を実施しました。4回生が日替わりでボランティアセンターに待機し、訪れた後輩たちと会話を弾ませながら、背中を後押ししてくれました。まずは、健康科学部編を紹介します。
 
中瀬さん.JPG
1月13日(水)は、健康栄養学科4回生の中瀬友美さん。大和高田市保健センターでの体験談が中心です。後輩たちは昼食を食べる間も惜しんで、ボランティア活動のほか、研究のテーマの決め方や就職活動の様子についても質問して、熱心に耳を傾けていました。
―ボランティアに参加したきっかけは何ですか?
学科の先生から『男の料理教室』を紹介してもらい、お手伝いをしてとても楽しかったので興味を持ち、同じような活動をやってみたいと思いました。子どものアレルギーについて研究していたので、アレルゲン除去したお菓子作りの開発をやりたいと思っていました。子どもと関われるのとアレルギーの栄養相談などが出来ると思って保健センターに行きました。
―後輩たちへのメッセージ
就職活動で、学生時代に何を頑張っていたの?と聞かれた時、ボランティア活動の経験があったので自信を持って答えることができました。どんなことでもいいので、機会があればボランティア活動をして経験を積むのは、良いことだと思います。

 
佐藤さん.jpg
 
1月14日(木)は、理学療法学科4回生の佐藤達也さん。学内の理学療法研究会(SAPS)のメンバーと行った保育園でのボランティア活動や、車いすバスケットチームのサポート、わたぼうし橿原コンサート運営スタッフなど、幅広く経験しています。就職活動を終えて、勉強やアルバイト以外の経験が大切なのだということを改めて感じたということも強く語ってくれました。
―ボランティアに参加したきっかけは何ですか?
単純に興味が強く、視野を広げたいという気持ちから参加しました。参加する仲間がいたこともきっかけの一つでした。
―印象に残っている活動内容は?
車イスバスケや保育園で実際に障害を持った方と接し、教科書で得た知識よりも理解が深まりました。車イスから車イスへの移乗の介助法、体温調整のための工夫・・・様々な経験を積むことができました。
―後輩たちへのメッセージ
きっかけがないとなかなか挑戦しにくいですが、ボランティアを通して得るものは大きいと思います。障害を持った方と接し、様々な理解をすることができました。学生生活では日々の勉強、アルバイト、遊び・・4年間はあっという間に過ぎていきます。振り返ってみて、この4年間で何を得たか、何を学んだかを自信を持って言える人と言えない人の差は”行動力”です。積極的に動いて、たくさんのことを学んでください。
~次回は教育学部編をお送りします~

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