2010.02.08 

学生たちが地域の子どもたちの遊びや保育のお手伝いをしました。

~1年目のマミポコ・親子広場、マミポコ・キッズが好評のうちに終了~

 

 学生の企画がきっかけになり、今年度から始まった「マミポコ・親子広場」と「マミポコ・キッズ」。畿央大学のキャンパスに子どもたちや保護者の方に来ていただき、保育士や教員をめざす学生たちが子どもたちと歌ったり、踊ったり、遊んだりしました。「家に帰ってもマミポコの話をしている」「お兄ちゃん、お姉ちゃんのところに行こうとせがまれる」と大変好評でした。今年度の活動は1月で終りましたが、学生たちは早くも4月からの次年度の活動を楽しみにしています。

 

幼児対象の「マミポコ・親子広場」

 

マミポコ・親子広場は0~3歳児が対象で、子どもたちの遊びの場であると同時に育児に忙しいお母さんたちの交流の場ともなりました。今年度は月曜日の午前中に10組前後の親子が集い、学生たちとおもちゃで遊んだり、絵本の読み聞かせや体操をしたりしました。最初はしりごみしていた子どももだんだん活発になり、学生や他の友だちと接するようになって、その成長ぶりには学生たちも目を見張りました。

 

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小学生が対象の「マミポコ・キッズ」
 
マミポコ・キッズは、小学生48人が対象で、毎月第二・第四日曜日に体育館を中心に活動しました。最初は緊張していた子どもたちですが、グループになってゲームや歌などに積極的に取り組む中で、自分たちの仲間、自分たちのグループという意識も高まり、いつも楽しみに来てくれました。
コマ回し、お手玉、凧作り、ゴムとび、だるまさんがころんだなどの昔ながら遊びやレクリエーションゲームなど、毎回、学生が企画・打ち合わせ・準備・練習を繰り返しながら子どもたちを迎えました。
 

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マミポコ・親子ひろばもマミポコ・キッズも、最後に参加した保護者の方にアンケートをとりました。両方とも「参加してとてもよかった」「学生の対応がとてもよかった」がほとんどで、大変喜ばれていることがわかりました。多くの方から、親子広場は「子育てに生かせる」、キッズは「子どもが家でマミポコの話をしている」という評価もいただきました。
そのほか、「大学が身近に感じられた」「子どもが成長した」「また来年度も来たい」などの意見もいただきました。
マミポコの活動に関わった学生は約50名弱ですが、企画から始まり、毎回、ミーティングを行い、準備をし、子どもや保護者の方と接する中で貴重な学びを得ることができました。地域の方たちに対応を認められた喜び、子どもたちからもらった感動を生かし、さらに大きく成長することと思います。

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