2010.04.12 

「わたぼうし橿原コンサート」の運営をお手伝い

“はじめの一歩 小さな一歩 明日への一歩”
~「第28回わたぼうし橿原コンサート」の運営をお手伝いしました~

 

ボランティアセンターです。
4月4日(土)、かしはら万葉ホールで「第28回わたぼうし橿原コンサート」が行われました。入場者数は303人。ボランティアスタッフで支えられているこのコンサートでは、多種多様な人々がそれぞれの力を発揮してイベントを盛り上げています。畿央大学からは8人が参加し、会場整理やチケット販売、もぎりなどを行いました。このコンサートでは、障害をもつ方がつづった詩に曲をつけたものが演奏されます。その人の立場や気持ちが伝わってくる詩には、率直にこころに響くものがあり、深く感動します。

 

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今回のゲストとして、視覚障害のある市川純也さん(14)のピアノ演奏が行われました。ジャズが好きという市川さんのジャズアレンジされた曲やオリジナル曲は、どれも優しく澄んだ音色で、会場全体が息をのんで聴きいっているようでした。「目の見えないことが自分の普通の姿、かわいそうなんて思ってほしくない!」と、障害をマイナスにとらえず、それも含めて自分だと語る市川さんの自然体の姿には、大きな勇気を与えられました。学生たちは、さまざまな人と出会い、またイベントを成功させるお手伝いをできたことを達成感と誇りを持って終えることができたようです。


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※『第28回わたぼうし橿原コンサート』主催:奈良たんぽぽの会 http://popo.or.jp/nara/

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