2010.08.09 

「先輩の体験から学ぶ」~教育学部の卒業生が講演しました~

現代教育学科1回生必修科目「キャリアデザインセミナー」では、自己の将来像について目標をもち、主体的なキャリア形成に向けて大学生活における自己の課題を明らかにすることを目標としています。そこで、教育現場をはじめとする様々な職場で活躍する社会人に講演をしていただいています。
 

キャリアセミナー20100731 001.jpg

 
今年度前期の最終回7月31日(土)には、教育学部の卒業生(1期生)である、川下真由さん(銀行勤務)、粕渕佑輝さん(滋賀県・幼稚園教諭)、袁美純さん(大阪府・小学校教諭)の3人を招き、「社会人になってからの様子」「職場でのエピソード」「学生時代に頑張って取り組んだこと」などをお話していただきました。
 
本学が「学生と教員との距離が近い大学」であるのはよく言われることですが、だからこそ「自分から積極的に質問に行くなどして教員との出会いを大切にしよう」「学内の施設や仕組みを活用して様々なことに挑戦しよう」「時間を有効に使って自分を磨こう」ということが呼びかけられました。
 

キャリアセミナー20100731 002.jpg

 

また、先輩のいない1期生だからこそ学友とともに切磋琢磨できたこと、新規サークルの立ち上げや学生組織の運営、ボランティア活動やゼミでの卒業研究などに頑張ってこられたこと、進路を決めた経緯や教員採用試験のことなどについても熱心に話していただきました。受講生は、卒業生とは初対面ですが、同じキャンパスで学び教育学部の基盤を作ってくれた先輩ということもあり、説得力のあるお話に皆じっくりと耳を傾けていました。

 

今後も、こうした卒業生との縁を大切にしながら社会での活躍を見守っていくとともに、後に続く学生が自らのキャリア形成について考えられる機会をつくっていきたいと思います。

この記事をシェアする