2010.09.08 

症例検討会 -理学療法学科-

8月30日、総合臨床実習から帰ってきた4回生の症例検討会がありました。
 
今回は4回生がメインに参加し、自分たちが実習で学んできたことや理学療法評価から治療プログラム、ゴール設定、統合と解釈など、実習を経験した4回生だからこそ・・・のすばらしい発表がありました。また、それに対する疑問や考え方についてのディスカッションも活発に行われました。
 

症例討論会.JPG

 
この日は、事前に選ばれた13症例について発表および質疑応答がなされ、さまざまな症例についての紹介や、それに対する『理学療法』を学ぶ良い機会となりました。
4回生時に行われる臨床総合実習は、今年度は1期実習が4月12日から6月2日まで、2期実習が6月7日から7月28日まででした。約3ヶ月半という長い期間、実習病院でスーパーバイザーから理学療法の指導を受けました。臨床実習を経験して、知識や技術、さらに人間としてもひと回りもふた回りも大きくなった4回生が元気に帰ってきたのです。
 
実習病院で関わってくださった先生方をはじめスタッフの方々、そして患者さまやご家族の方々、本当にありがとうございました。
 

実際に臨床実習を経験した学生たちの声です。。。
 

症例討論会4.JPG

 

『実習で学んだこと』

・患者さまに対しての接し方やコミュニケーションのとり方、信頼関係の築き方など、先生方から色々と学ばせていただきました。
・徒手筋力検査(MMT)ひとつとっても、今までは検査(テスト)として覚えていましたが、患者さまに使えて、初めてものになっているということがわかりました。
・患者さまとのコミュニケーションのとり方は評価実習よりも1期、1期の実習よりも2期の方がうまく取れるようになりました。
・ほんとうに、病院に入ってから実習終了まですべてが勉強になりました。

 

『苦労したこと、しんどかったこと』
・課題が大変でした。帰ってから調べて、文章を書いていると夜中までかかって、寝不足になりました。でも、それを続けていると少しずつ要領を得ることができ、いろんなことが調べられるようになりました。
・課題に対してのレポートは自分ではしっかり書けているつもりでしたが、先生方から見ると全く書けていないということがわかり、学生と社会人との差を感じました。もっと、しっかりした文章を書くことも大切だと気づきました。
 
『感動したこと、嬉しかったこと』
・患者さまから『この先生のおかげで歩けるようになったよ!!』って言われて、感動しました。自分が目指している仕事が、こんなに素晴らしくてやりがいのある仕事だということを目の当たりにできました。
・患者さまとふれあって、実習の最終日には涙を流してくれて、感謝してくださったことが本当に嬉しかったです。僕たちのほうが感謝しました。

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