2010.09.27 

大学ヘルスチーム菜良が奈良県文化会館で体験型食育展示発表会を行いました。


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「大学ヘルスチーム菜良」(健康栄養学科)は2年目を迎え進化し、野菜や朝食、食べることの大切さをテーマに、食事診断やゲームを通じて”食育”について提案しています!
 
今回の企画は、奈良県・奈良県食育推進会議・ヘルスチーム菜良主催による「なら食育推進大会」~食べる力は生きる力~と題するイベントで、2010(平成22)年9月26日(日)12時~16時30分までの開催となりました。
 
畿央大学チームは野菜1日350g、緑黄色野菜は1日120gを目標に摂取しよう!をテーマに、もっとも効果のある調理・保存方法や収穫の旬、成分と効能などについて「野菜〇☓クイズ」4種類、各10問を来場者に答えていただき、参加者にはメンバー手作りの「野菜のしおり」をお渡ししました。クイズは、10問中正解率は6~8問が最も多く、普段から緑黄色野菜への関心が深いことが窺われました。
 

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会場内では参加4チームがそれぞれに創作した「簡単朝食メニュー」レシピを配布し、朝食を抜かないことをPRしました。
 

また、各大学による体験型食育展示発表会(常設)の間に、講演会とフォーラムが行われました。
 
第1部 講演会「食育の本音とスローフード」
  講師 奈良県食育推進会議副会長(Le BENKEIオーナーシェフ)尾川欣司 氏
第2部 フォーラム「おいしい、安心をみんなの食卓へ!」
  座長 尾川欣司 氏
日本チェーンストア協会関西支部 稲田 理 氏
奈良教育大学 鈴木 洋子 氏
奈良女子大学 塚本 幾代 氏
農業生産者  福谷 亀義 氏
奈良県医師会 藤岡 庄司 氏
ヘルスチーム菜良 中西由佳(畿央大)  大澤萌香(近畿大)
伊藤圭祐(帝塚山大) 中西温子(奈良女子大)
 
尾川欣司氏による講演会では、ご自身が契約農家からこだわり野菜を厳選仕入するなどで極上のフレンチを35年にわたり提供してきた経験にもとづくスローフード持論を展開。何カ月も何年も賞味期限のある飲料水や食品には人体に好ましくない食品添加物が必ず含まれており、長い期間をかけて体の中に蓄積なりやがて病となって現れる。昔の栽培法や調理方法の原点に返ることが大事と説かれました。


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 尾川欣司氏経営”Le BENKEI”のHP → http://www.benkei.ne.jp/

 
畿央大学ヘルスチーム菜良は、「学食ヘルシーメニューの創作」「下宿宿生への健康支援」「サークルK・敷島パンとコラボでのデザート・調理パン開発」など食育推進全般に携わっています。そして、こうした食育イベントを通してみなさんに関心をもっていただくこと、他大学と連携し、また競争して「食育」推進の原動力となっていくことが大切だと感じています。(夢をカタチに!)
 

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