2010.12.08 

平成22年度 健康栄養学科 卒業研究発表会

12月4日(土)に健康栄養学科の卒業研究発表会が行われ、26演題、40名の学生が発表をしました。
 
最近話題のバイオエタノールに関する研究発表から始まり、臨床栄養、食品科学や調理科学に関する研究、スポーツ栄養や小児栄養の実態調査の報告など、多岐にわたる分野の発表がなされました。約5時間にわたる発表も後輩たちは最後まで熱心に聞いていました。4回生たちは今年の2月に各研究室に配置され、臨地実習や管理栄養士国家試験の勉強をしながらも日々研究に励んできました。
 

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発表を終えた学生は安堵感と達成感に満ち溢れていました。
北田学科長には、「みなさんにとってこのような本格的な研究は初めての経験であり、夜遅くまで文献を読んだり、データの解析を行ったりと、苦労の連続であったと思います。それだけに発表の姿は達成感と自信に満ちあふれており、充実した内容と短期間で大きく成長したみなさんに感動すら覚えました。今後は、卒業研究で得た経験を活かし、さらに大きく成長していってくれることを願うばかりです。」と、貴重なお言葉とともに本会を締めくくっていただきました。
 
研究生のみなさん、素晴らしい発表、お疲れ様でした。
 

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発表後に高野研究室の学生に突撃インタビュー!!!
 

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◆一番つらかったことは?

頑張っても結果が出ない日が続いたことです。

 

◆一番うれしかったことは?
諦めず毎日コツコツやり続けて結果が出たときの喜びはひとしおでした。

 

◆発表をしての感想は?
人に伝えることがこんなに難しいとは思いませんでした。決められた時間内に発表内容をまとめ、わかりやすいように表や図をまとめるのに苦労しました。でも終わったときの達成感は言葉では言い表せない程でした。

 

◆最後に一言
実験開始当初、なにもできなかった私たちに、親切かつ丁寧に指導してくださった高野先生にはとても感謝しています。研究の計画から実践、考察に至るまでの実験の過程の重要さ、何事も諦めないことの大切さ、仲間と助け合うことの意味など、これからの社会でもきっと役にたてることができる多くのことを学ぶことができました。先生と喜びを分かち合ったことを忘れず、これからも頑張ります。

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