2011.02.07 

『第1回冬季日本理学療法学生交流会』

去る2010年12月19日(日)
畿央大学にて『第1回冬季日本理学療法学生交流会』が行われました。

 

一昨年までは「関西理学療法学生交流会」として行われていた交流会ですが、今回からは対象地域を全国に広げ、記念すべき第一回目の交流会を畿央大学で行いました。
この交流会は、理学療法士を目指す学生が企画運営して講演会や懇親会を通して、視野の拡大や知識の充実、さらに大学を超えた横とのつながりを深めることが目的です。運営委員として本学の理学療法学科の学生約30名が昨年の4月から準備を進めてきました。当日は215名の学生が畿央大学を訪れ、講演、ディスカッション、懇親会に参加し、他大学との交流を行いました。
 

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今回のテーマは「理学療法士の可能性」です。
このテーマに沿って、プログラムとして、午前には交流会理事を経験されたOBの先輩方に、今活躍されている分野についての現状や展望などをお話ししていただき、さらに理学療法士が社会への貢献についてパネルディスカッションを行いました。午後には畿央大学学生によるランチョン発表を行い、さまざまな先生に聞いた話や、施設見学や集めた資料などを通して、理学療法士の可能性について学生の視点で考え感じたことを発表しました。
 

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また、講演会として、名古屋大学教授で日本理学療法士協会副会長でもある内山靖先生に『理学療法士の可能性』についてご講演いただきました。
そのあと、ディスカッションを各グループで行い、フィードバックの場を設け、各学年で感じたことを発表し、互いに刺激しあいました。さらに、そのあとの懇親会では他大学学生や、OBの人とふれあえる機会を設け、各々に積極的に交流を図っていました。
 

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テーマである理学療法士の可能性についてさまざまな人の意見を聞き、自分自身が考えたことを伝える機会を多く設けました。参加者の方々から、「理学療法士という職業についてより考えることができた」「他の人の話を聞き、視野が広がった刺激を受けた」「普段は話せない人と将来について話すことができて、刺激になった」などの意見・感想を多くいただきました。この会が参加した学生にとって横とのつながりを作り、また自分たちが目指す理学療法士という職業について考えるひとつのきっかけとなってくれていれば幸いです。
 
さらに運営委員自身も準備、運営をとおして、多くの意見をぶつけ合い、話合うなかで自分たち自身も成長できたと感じました。本当に貴重な体験ができました。

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