2011.04.19 

産学連携 女性専用フィットネスクラブ業界NO.1の"カーブス"広陵と共同研究をスタート!

体力測定会と健康講座で地域のみなさんの健康増進を応援します!
 

2011(平成23)年4月から畿央大学の隣、エコール・マミ内“カーブス広陵馬見店”と連携して、地域のみなさまに健康増進プログラムの提供を始めました。”カーブス“は世界86カ国約8,000店舗、約400万人の会員を有し、日本でも現在約900店舗・会員35万人(奈良県内9店舗)を展開する女性専用フィットネスクラブで、「会員は自分独自の目標を立て1日30分、好きなときに好きな運動メニュー」を続けて行う習慣付けによって成長している企業です。畿央大学健康科学部(理学療法学科、健康栄養学科)は日頃の研究や特定健診で培ったノウハウで“カーブス広陵馬見店”との連携事業に取り組んでいます。

 

<4月2日体力測定会>

 

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カーブスでは定期的に「バスト、ウエスト、お腹、ヒップ、腿周り、腕周り、体重、体脂肪率、骨格筋率、体年齢など」を測定していますが、この日は普段計測していない「骨密度」を測りました。今後、血管年齢測定も加える予定です。
大学からは、理学療法学科松本大輔先生、健康栄養学科喜多雅子先生、同じく吉居尚美先生、学生ボランティア数名がスタッフとして参加し、測定結果についてのアドバイスを行いました。骨密度は個人差はありますが女性は男性に比べて40~50歳以降は低くなる傾向があります。筋力をつけることによって転倒予防が可能ですので、性別年代別に平均値と比べて自分がどの位置にあるか、どのような運動メニューが適切かをお一人おひとりに説明しました。
また、60歳を超えると多くの方は、高血圧や高血糖値になりがちで膝関節痛や腰痛など何らかの持病も抱えています。場合によっては主治医と相談して体力に合わせた健康運動を続けることが大切です。
 
<4月16日第1回健康講座の開講>
 

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エコール・マミ南館のマミホールに、当初カーブス会員およびご家族の方々30名前後の予定でしたが、10代から70代の年齢もさまざまな50名が参加され会場は満席になりました。
この日の講師は健康科学部理学療法学科、理学療法士の松本先生で、『運動は毎日少しの時間でも持続して行うことが、明るく元気で楽しく生きる秘訣。日本人がかかりやすい病気=生活習慣病の知識を持つことも大事で、体力測定での値の読み方、健康な人とそうでない人の経済的ロスの計算の一例、どのような運動が予防につながるのか』などについての健康講座を実施しました。
 

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みなさん熱心な受講者で講義中にもいろいろな質問が出てお答えするなど和やかな雰囲気に包まれ、予定の時間をオーバーして終了しました。次回は健康栄養学科吉居先生による「食事・栄養指導」講座を予定しています。
 

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