2011.05.19 

産学官連携 学生が土産物を開発!「橿原みやげもの開発プロジェクト」がスタート!

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橿原商工会議所(あきない塾 iチャレンジ委員会岡橋委員長)とコラボレーションしてお土産物を開発する、「橿原みやげもの開発プロジェクト」。
畿央生が奈良県橿原市のお土産物を自由な視点、発想で商品企画して、コンペでの最優秀作品は実際に商品化されるというプロジェクトです。

21年度は「古代弁当プロジェクト」、22年度は「食のおみやげものプロジェクト」、そして3年目を迎える今年は「食品部門」と「工芸部門」に分かれて開催します。

【食品部門】 指導教員:健康栄養学科 浅野先生・薗田先生
従来通り健康栄養学科を対象に、お土産物となる和菓子・洋菓子を募集。
本事業に参加希望している学生は50名以上(昨年度は約40名)で、
学生たちの関心の高さがうかがえます。昨年までとは異なり、1回生もチャレンジ可能。
実際に和・洋菓子屋さんの協力を得て学内で勉強会を複数回実施したうえで、
自宅や調理実習室で試作を繰り返し、コンペ当日まで準備します。

【工芸部門】 指導教員:人間環境デザイン学科 加藤先生・奥村先生

全学科全学年の学生が対象。

靴下の生地を使ったペットボトルカバーやガラス玉を使った商品を企画。

実際の製造現場の見学から商品をイメージしてデザイン案を考え、

指定期日までにデザイン案を提出します。


 

4月13日(水)は説明会を、

4月27日(水)には第1回勉強会を開催しました。

 

真剣に話に聞き入る畿央生たち

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第1回勉強会では橿原市のDVD鑑賞や特産物の紹介に加え、みやげものの開発に協力頂く企業5社(やさい菓子工房cocoai、岩出湖月堂、山本鈴音堂、巽繊維工業所・鹿や園)の皆様に熱い思いを語って頂きました。
全国の土産物やその特徴についてのグループディスカッションでは、
大きな声で話さなければ聞こえないほどの白熱ぶりで、
学生の商品化に対する意気込みが感じられました。

ディスカッションは近寄らないと声が聞き取れないほどの活況ぶり画像 053.jpg

最優秀作品を決めるコンペティションは7月。
 

就職活動のときになって「企画」や「開発」がしたいという学生はたくさんいます。
ただ実際にそれを経験した学生は多くはありません。
大学の枠を超えた「産学官」連携で、学生が社会での実体験を積む絶好の機会です。

是非このプロジェクトを通じて、

「産みの苦しみと喜び」を実感して欲しいと思います。
今後のプロジェクト進行に関してもブログで報告していきます。ご期待下さい!

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