2011.05.25 

看護医療学科の学生が、WHOとJICAに訪問!

「国際看護論」の授業のひとつとして、
・WHO健康開発総合研究センター(以下、WHO神戸センター)
・JICA兵庫センター
へ校外学習に出かけました。

【WHO】World Health Organization(世界保健機関)
【JICA】Japan International Cooperation Agency(国際協力機構)

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HO神戸センターは、
日本が所属する西太平洋地域事務所(マニラ)ではなく、
本部のジュネーブが直接管轄されているのだそうです。
職員も明らかに外国の方が多く
「さすが国連機関だなぁ」という感想が学生から聞かれました。
講義をしてくださったのは、ニュージーランド出身のリチャードさん。
「講義は英語も大丈夫ですか?」と聞かれてみんなの顔はちょっと硬直…
でも、ちゃんと流暢な日本語で説明してくださいました。

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WHO神戸センターは「都市化」を
重要な健康決定要因と位置づけ、
技術協力、能力開発、科学知識や
成功事例の情報交換を支援しています。
昨年神戸で行われた国際フォーラムの
WHOロゴ入りTシャツ・バッグなどを
「訪問記念に」と参加学生全員に
いただきました。

次の訪問先、JICA兵庫センターはWHOセンターの隣のビル。
建物全体がオフィスや研修センター研修生の宿泊施設になっています。
まずは総務課の山田さんからODAの実施機関である
国際協力機構(JICA)の役割や事業内容について説明を頂きました。

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その後、青年海外協力隊協会近畿支部の高田さんにバトンタッチ。
青年海外協力看護師隊員としてマダガスカルへ派遣され活躍、
現在は大阪市内で訪問看護ステーションの管理者をされている植田さんから
現地の様子や活動について楽しくお話し頂きました。
学内の講義とは違う雰囲気を楽しんだ校外授業でした。

畿央大学の看護医療学科からも将来、
国際協力や国際保健の担い手が出てくるでしょうか?
広い視野を育ててください。
リチャードさんをはじめとするWHO職員の皆様、
JICAの山田さん、高田さん、植田さん、大変お世話になりました。

(文責:看護医療学科 堀内)

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