2011.06.28 

「オーケストラがやってくる♪ 橿原交響楽団ファミリーコンサートin畿央大学」

オーケストラの生演奏に子どもも大人も大感激!

冬木学園教育推進プロジェクト(略称FEP)が地域社会貢献活動の一環として毎年春と冬の2回開催しているホール企画も今回で第4回目を迎えます。
2011(H23)年6月26日(日)橿原交響楽団をお招きし、オーケストラの生の演奏に触れていただく音楽会「オーケストラがやってくる 橿原交響楽団ファミリーコンサートin畿央大学」を、近隣小学生・園児とその保護者を対象に実施、約530名の方々にご来場いただき盛大に行われました。

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演目は下記の通りです。
 
アンダーソン 舞踏会の美女
ハチャトゥリアン 仮面舞踏会より「ワルツ」
ドリーブ コッペリアより「前奏曲」と「マズルカ」
ヴェルディ アイーダより凱旋行進曲
ヨハン・シュトラウス2世 皇帝円舞曲
リチャード・ロジャーズ サウンドオブミュージック
   指揮者体験(3人)
リチャード・セイヤ編 ディズニークラシックス(弦楽器紹介)
ラベル 亡き王女のためのパバーヌ
ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第4楽章

 
第1部曲目は、フィギアスケートの浅田真央さんのプログラムで使われ有名になった“舞踏会の美女”。
楽団員全員が仮面を付けて“仮面舞踏会より「ワルツ」”。
“コッペリアより「前奏曲」と「マズルカ」”、サッカーの応援曲にも使われた“凱旋行進曲”、“皇帝円舞曲”などは、題名は難しくても聞いたことのある名曲を中心にしての演奏でした。
休憩をはさんでからは懐かしい映画サウンドオブミュージックの挿入曲メドレー。
続いて指揮者体験コーナーがありました。元気に手を上げた小学生の女の子、男の子、成人男性の3人が選ばれ、満員の会場の壇上で指揮棒を振る貴重な体験をしていただきました。
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途中、弦楽器の紹介コーナーでは、花形楽器のバイオリン、少し大きなビオラ、さらに大きく足の間に挟んで弾くチェロ、もっともっと大きなコントラバス、そしてきれいな音色のハープが奏者とともに紹介されました。
馴染みのある“ディズニー映画音楽メドレー”に続き、“亡き王女のためのパバーヌ”、ドヴォルザークの“交響曲第9番「新世界より」第4楽章”と迫力のある演奏が続きました。
最後には本日ボランティアとして運営のお手伝いをしてくれた畿央大学生15名を代表して教育学部3回生の奥村さんから橿原交響楽団指揮者堀内団長へのお礼の花束贈呈がありました。
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アンコールは行進曲“星条旗よ永遠なれ”の演奏で、指揮者堀内さんが会場のみなさんに向かって指、手、全身を使った指揮指導のもと、会場の全員が手拍子をとり、場内一体となったコンサートを締め括っていただきました。
ご来場者アンケートでは、「オーケストラを直に初めて聴いた」「子どもに聴かせてあげられてよかった」「クラシックにも興味が湧いた」「指揮者の方に親しみが持てた」「家族みんなで楽しめた」など、ファミリーコンサートとして喜んでいただけたようです。
橿原交響楽団のみなさま、ほんとうにありがとうございました。今後もFEPホール企画はみなさまのご期待に沿えるいろいろなイベントを開催していきますので、ご期待ください。
【会場の外では・・・】
熱心な参加者の方のため、受付・開場を少し早め対応・・・
楽団員の方々へ応援の場面もありました。
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畿央大学理学療法学科教授森岡周先生著書による『脳を学ぶⅢ』(音楽の脳に与える影響)から、ヒトにとって音楽とは何か、特に楽器を演奏する人が感じる情動や躍動感、イメージや創造性、美的価値、身体の制御や記憶など、楽器を演奏するという行為に伴う、非常に多様で高度な脳の働きを分かりやすく解説したパネルを展示しました。
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