2011.06.14 

ハワイとの遠隔授業-ハワイの小学生に日本伝統音楽を教える-

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2011年5月11日,12日,13日、3回生「音楽科指導法」の受講生112名がグループに分かれて、ハワイ州プナホウ小学校2年生の子どもたちに日本音楽を教えました。

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ハワイと日本とでは19時間の時差があるため、授業は早朝7時45分からをスタートしましたが、誰も欠席することなく全員が出席したことに受講生の皆さん一人ひとりの意気込みや熱意が感じられました。

わらべうたや日本古謡を教えるグループ、民謡(盆踊り)を教えるグループ、日本の音楽や文化に関するクイズを出すグループに分かれ、ハワイの子ども達に伝えました。終了後、プナホウ小学校の音楽専科の先生(Dr. Karen Drozd)から以下のようなメールが届きました。

I truly appreciate how much time and effort you and your students put in to preparing for the sessions!!! It was so much fun and a real cultural treat for the students. I’d also like to try something where the children teach your students something Hawaiian or Polynesian.  What do you think? 
Mahalo nui loa e malama pono (thank you very much and take care).
ALOHA, Karen

今回のプロジェクトが成功したのは、遅くまで残って教材作成の準備をしたり、日本音楽や英語の表現方法について調べたり、「わかりやすく伝える」指導方法について考えたり・・・英語科の先生はじめ色々な先生方に御助言を頂きながら、学生が一生懸命準備した成果だったと思います。学生さん達には少しハードルの高い特別授業でしたが、終了後の学生さんの姿は皆とても満ち溢れた表情で「やってよかった」と言ってくれたことに安堵しました。

今年で4回目のこのハワイとの遠隔授業は、来年度も是非やってほしいとハワイの先生から要望が出ています。

授業終了後、畿央からはThank youカードを、ハワイから以下の写真のようなサプライズ・プレゼントとメールが届きました☆

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I can’t tell you how much the children love the posters.
They are all hanging around my room during the recess break to look at them. 
Mahalo again for sending them!!
Take care and I look forward to working with you again (real soon!!) Aloha, Karen

教育学部 准教授 坂本暁美♪

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