2011.06.17 

吉野山をエコカーテンで彩る社会実験について、奈良新聞が取材!

人間環境デザイン学科佐藤昌子教授とそのゼミ生3名は、吉野山まちづくり協議会と連携して歴史的景観に配慮しつつ、省エネ効果が期待できる「エコカーテン」(仮称)を旅館や商店の軒先に設置する社会実験を今春から始動しています。
2011(平成23)年6月16日、その社会的意義と話題性に注目した奈良新聞社三浦孝仁記者からの取材を受けました。
   エコカーテン①.JPG
右から佐藤教授、ゼミ生3名、左が奈良新聞三浦記者

吉野山は山全体が世界遺産として登録されており、吉野水分神社・金峯神社・金峯山寺・吉水神社などの世界遺産の建造物を徒歩で回れることも魅力です。

一方、奈良は古くから奈良蚊帳、襖地、寒冷紗の織物生産地でもありますが、最近は生活スタイルの変化から斜陽産業になっています。畿央大学では、奈良唯一の糸から織り・染め・糊付けの一貫生産工場を持つ丸山繊維産業㈱(丸山欽也社長)と連携して、寒冷紗等の新用途開発を検討してきました。

吉野山の歴史的町並みと寒冷紗で作られた「エコカーテン」が織りなす光景が、今年の夏の風物詩となることが期待されています。

DSC_0010-horz.jpg

【過去の記事】産学連携でまちづくり~桜で有名な吉野町を「エコカーテン」で彩る社会実験がスタート~
  
https://www.kio.ac.jp/information/2011/05/post-370.html

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