2011年7月12日の記事

2011.07.12

第14回欧州臨床神経生理学会等に参加

今年6月21日〜6月25日にイタリア・ローマのCattolicadel Sacro Cuore大学で第14回欧州臨床神経生理学会と第4回国際経頭蓋磁気刺激(TMS)・直流電気刺激(tDSC)学会が同時開催され、本学教員の森岡周、松尾篤、前岡浩、冷水誠の4名が参加しました。 臨床的な神経生理学の発表と講演、そして近年臨床効果を示しつつあるTMS、今後の臨床適用が期待されるtDCSに関する発表と講演がありました。tDCSは本学にも設置されており、今後の実験に有意義な内容が目白押しでした。4名はというと、講演の聴講はもちろん、それぞれポスター発表とディスカッションも行い、非常に有意義な情報収集と情報交換の場となりました。本学以外にも日本の大学から数名参加されており、発表内容や近況についても情報交換をしました。 ローマの古代文明を感じながら学び、畿央大学もリハビリテーション分野における新たな文明を築いていければ・・・と考えるそんな学会参加でした。 理学療法学科 助教 冷水 誠 ▲学会場風景

2011.07.12

健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.1~「エビの包み焼き」

健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第1弾は、「エビの包み焼き」です。     ****************************************************************************************** 包み焼きは、魚や肉の旨味が抜けず栄養分の溶出もないので、風味が失われない調理方法です。家にある材料で、簡単に作れます。味付けは塩と酒のみで、レモンなどを添えて食べると良いでしょう。大勢の方のおもてなし料理としても、準備しておけば一度に調理して温かいうちに提供することができるので重宝する料理です! ******************************************************************************************   <材料>(1人分) えび      1尾 鶏もも肉 (皮つき)    60g はまぐり     1個 生しいたけ     1枚 塩   0.7g 酒     2cc レモン    1/6個 アスパラ     1本   <作り方> ① 生しいたけは石づきをとって、薄い塩水で洗い、 かさの中央に十文字の飾り切りをする。 (しいたけが大きい場合は半分に切る) ② 鶏もも肉は観音開きにして一口大に切る。海老は殻をむいて背わたをとる。 ③ はまぐりは表面をきれいに洗い、蝶番を包丁の刃先でこそげ取る。 ④ アスパラは下のかたい部分を折り、3cmの長さに切る。 ⑤ アルミ箔に①~④を包み、塩と酒をふりかけ、空気を抜くように包む。 ⑥ 180℃のオーブンで約10分蒸し焼きにする。 ⑦ ⑥を器にのせ、くし形に切ったレモンを添える。   ****************************************************************************************** ◆栄養量(1人分)※ エネルギー 178kcal たんぱく質 14.9g 脂質 11.7g 食塩 1.2g ※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。

2011.07.12

書評「Pain Rehabilitation(ペインリハビリテーション)」

松原貴子、沖田実、森岡周 著  今回ご紹介する書籍は本学の森岡教授が日本福祉大学の松原貴子教授、長崎大学の沖田実教授と共に執筆された、痛みに対するリハビリテーション、すなわち「ペインリハビリテーション」について現時点での集大成といえるテキストです。具体的には痛みの発生に関与する組織の機能解剖、組織損傷・炎症の病態生理、神経科学から痛み発生のメカニズム、痛みの様々な評価方法やリハビリテーションの考え方など、痛みの基礎から臨床までを文字通り網羅した内容になっています。 (さらに…)