2011.08.09 

3回生の建築設計製図の講評会が行われました~建築設計製図Ⅰ~

3回生前期の建築・まちづくりコースの学生にとっては一番重要で楽しい(!?)建築設計製図の講評会が行われました。
この授業はコース必修となっており、2回生の住宅を主に設計していたころと違い、構造的な問題を考えながら設計したり、規模の大きなものを計画したりという内容になっています。
今年度は例年行っている木造住宅の軸組も含めた設計と本学の敷地を想定した学生センターの設計となりました。

木造住宅の軸組みに関しては、計画や意匠もさることながら、構造計算を含め住宅の構造計画として成り立っているか、また軸組みの組み方が美しいかもチェックされます。
この課題は他大学でこれだけ詳細に行っているところは少なく、就職の面接の際に高く評価されたという声も聞きます。もちろん、二級建築士などの製図試験にもこのときの知識が役立ちます。

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次の課題である学生センターに関しては、想定された敷地が学内にあるため計画しやすかった学生も多いのではないでしょうか。本学ではデザイン学科はもちろん、他学科も本学内の「居場所」や「自習室」をさらに多く、と求めている声が多いのですが、それを実現することを前提とした設計です。各学科のゼミ室、研究室、実習室を詰め込んだ学生のための建物です。

講評2.jpg

今回は、周りは四角に見えるけど中身は複雑な形になっている計画や、学科ごとに分棟とした計画、C棟やD棟と連結した計画など、さまざまな作品が出されました。

優秀作品はブログで発表します。
お楽しみに!!

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