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イベントレポート , 畿央大学×地域連携

学園と地域で活躍される多彩な講師陣による第3回やまとフォーラムを開催!

2011年8月31日(水)

シンガーソングライター“歌う尼さんやなせなな”さんの基調ライブに感動!

学校法人冬木学園(畿央大学)は地域の文化交流の要となり、その発展に貢献することをめざして毎年夏の日曜日に開いている『やまとフォーラム』が、2011(平成23)年8月28日に開催されました。

【左】冬木記念ホールへの入場風景 【右】受付・案内・講師紹介はボランティア学生が担当
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基調ライブやなせななさんの公演には約520名、1限目7講座444名、2限目7講座368名、のべ1,332名のみなさんが参加されました。
冒頭、「今年で3回目を迎えられたのも地域のみなさまのご支援の賜物であると日頃の御礼と感謝」の言葉を述べられた冬木智子理事長挨拶、続いて地元広陵町平岡仁町長からは「広陵町には国道は1本も通っていないが、畿央大学と町の知的文化交流が深まり魅力的な町として人口は減ることなく増加の一途にある」との示唆深いご挨拶がありました。

【左】冬木学長 【右】平岡広陵町長
やまとフォーラム2.jpg

今回の基調ライブ公演は、奈良県高取町教恩寺6代目住職・シンガーソングライターとして活躍されている“歌う尼さん やなせなな”さんを招き、コンサート&トーク形式で行われました。やなせさんは幼い頃から祖母に育てられお経が子守唄代わりだったこと、やんちゃな若い頃はキリスト教の教会でゴスペルを唱ったことがあるが仏教も同じ悟りであり家業の住職に専念したこと、宗派を問わず全国のお寺を廻ってのコンサートは140回以上となり3月東日本大震災前から旧知のお寺さんでチャリティコンサートを何度か開催していることなど、自身の体験逸話を織りまぜて歌っていただきました。やなせなな.JPG      

やまとフォーラム3.jpg

このあと、Ⅰ限目(14:40~15:40)7講座、Ⅱ限目(16:00~17:00)7講座の概要を紹介します。

【No.1】吉川高志講師:国保中央病院長
「奈良県のがん対策推進計画と当院のがん医療について」

日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになっている現状、私のカルテの推奨、緩和ケアや認定看護師不足、かかりつけ医と病院の連携パスなど医療の現状について力説されました。

【No.2】鉄田憲男講師:奈良まほろばソムリエ友の会事務局長
「3つのパワーで奈良を元気に」

1日2,000アクセスのtetsudaブログで奈良の魅力を毎日発信、もてなし力・情報発信力・食の魅力がカギと説く南都銀行現役行員の顔を持つ鉄田氏は、奈良は文化財の倉庫でなく宝庫、大和野菜は京野菜のルーツ、観光地生き残り戦略など自身の経験と幅広い人脈にもとづく理論を展開されました。

【左】吉川高志先生 【右】鉄田憲男先生講座1-2.jpg

【No.3】岡田洋平講師:畿央大学健康科学部理学療法学科助教
「転倒、骨折を予防するための『いろは』」

要介護に至る原因の上位にある骨折・転倒について日頃から足指機能を使いバランス、柔軟性、耐久力向上トレーニングする方法を伝授していただきました。

【No.4】山本隆講師:畿央大学健康科学部健康栄養学科教授
「おいしく食べて健康に長生きするには」

食べることの目的やおいしさの成り立ちの説明、杉田玄白の養生七不可や貝原益軒の養生訓にみる食に関する教えを参考に、美味しく食事して長寿人生を楽しむ秘訣のお話しでした。

【左】岡田洋平先生 【右】山本隆先生講座3-4.jpg

【No.5】畑中俊剋講師:ふたかみ史遊会会長
「邪馬台国への道」

九州には女王国(倭国)があり、卑弥呼が邪馬台国を大和に置き奈良説が正しいという理由を魏志倭人伝に基づき一つひとつ解説して持論を展開されました。

【No.6】石原田明美講師:有)English Hands代表
「スイスの生活で感じた、『住民主体』」

スイスは文化歴史によって異なる民族が混在しスイス語というのはなくフランス語・ドイツ語・イタリア語・ロマンシュ語が話されていて、閣僚の中から1年交代で大統領に就任する国、というお国柄からすべてが住民主体。そんなスイスと日本の国民性や制度の違いを興味深く聴かせていただきました。

【左】畑中俊剋先生 【右】石原田明美先生講座5-6.jpg

【No.7】新井博子講師:森林インストラクター
「虫食いの葉っぱ1枚からの雑感よもやま話」

私たちが自然から受ける恵みと感動、そして不思議さについて語っていただきました。同じ木から落ちる虫食い葉っぱも色や大きさはまったく異なる。人間も生物であり多様性の中にあるヒトの種で、一人ひとり違っていて当然なのです。

【No.8】山中純瑚講師:畿央大学健康科学部看護医療学科教授
「大丈夫!そんなあなたもやがて花粉症」

日本人の4人に1人はかかっている花粉症の予防は、自分にフィットするマスクを着け、家の中でも花粉が多く存在する床・布団・洗濯物・衣服などに注意するなど普段の生活習慣を見直すことも必要と助言されています。

【左】新井博子先生 【右】山中純瑚先生講座7-8.jpg

【No.9】加藤信喜講師:畿央大学人間環境デザイン学科准教授
「美をつくる」

2009年オーストラリアキャンベラ奈良平和公園にモニュメントを建てる奈良市のコンクールに応募し最優秀作品に選ばれた「TOKU(徳)」が2010年に建立されました。その完成にいたるまでのプロセスやいろいろな建物の美についてのお話。

【No.10】長谷真由美講師:食・女性・イベントプロデュース美ぅ代表
「若返り!! 体内年齢とたたかう!」

中医学(中国医学)と西洋医学の違い、未病状態の時に体を養うことで病気を防ぐ考え方、薬膳料理の取り方、身体のバランスと陰陽の分け方、など中医学の効用をわかりやすく説明していただきました。

【左】加藤信喜先生 【右】長谷真由美先生講座9-10.jpg

【No.11】田邊正司講師:社)全日本司厨士協会関西本部・奈良県本部理事
「食を通じての感動」

グルメブームで日本の食文化も変化してきています。でもアレルギーやその他の事情で美味しいものを食べられない人のために材料を少し代えるだけで本物に近い味が出せ、喜んでいただく調理の方法について教えていただきました。

【No.12】河上邦彦講師:神戸山手大学教授、元橿原考古学研究所副所長兼同附属博物館長
「最近の明日香の考古学」

最近明日香では世界遺産登録に向けた発掘が行われ、興味深い発見が相次いでいます。斉明天皇陵とほぼ確定された牽牛塚古墳、渡来氏族との関係をうかがわせる資料が発掘された鑵子塚古墳など、その他最近の多彩な発掘結果から明日香の考古学のおもしろさについて語っていただきました。

【左】田邊正司先生 【右】河上邦彦先生講座11-12.jpg

【No.13】ムース・ランディ講師:畿央大学教育学部現代教育学科講師
「日本に滞在する外国人からみる日本」

日本は恥の文化、思いやりの文化。日本人は相手の気持ちに配慮して謝罪してしまう。アメリカでのチップ制は自分のためにサービスをしてくれたお礼の意味が込められている。またアメリカの社長の年収は日本円で10億円を超すと言われるが日本の上場企業平均は約3,000万円、など外国人からみた日本観についてのお話。

【No.14】増田稲喜講師:香芝市青少年センター所長
「香芝北中ブランドの構築(天ぷら油の回収)」

前職が香芝北中学校校長で、そのとき生徒会を中心に天ぷら油を回収し香芝市の公用車を走らせることへの挑戦をした事例の紹介。このことをきっかけに学校・家庭・地域行政が少しずつ変わっていった。
家庭・学校・地域がそれぞれ3分の1ずつの責任を担っていること、「3分の1論」を展開。

【左】ムース・ランディ先生 【右】増田稲喜先生講座13-14.jpg

【所属カテゴリ】イベントレポート畿央大学×地域連携

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