2011.12.21 

十津川村の施設を訪問しました。

ボランティアセンターです。
12月16日(金)に、奈良県十津川村にある施設「社会福祉法人こだまの会こだまの里」へ、「歌」と「寄付金」のお届けに行ってきました。
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ボランティアセンターでは、「今年の台風12号で被害を受けた地域へ募金をしよう」と、畿央祭ウェルカムキャンパスで募金活動(「復興支援ぞうきん」の販売、ルワンダカフェの実施)を行ってきました。
その一部を今回、大学と交流のある施設へお届けすることになりました。
せっかくの機会なので「歌も!」と、3人の学生が同行してくれました。
十津川村まで片道2時間半、道中は被害の傷跡があちこちに残り、災害の大きさを実感しました。
この「こだまの里」でも、すぐ横を流れる清流が濁流となり、施設のすぐ下まで水が迫ってきて、怖い思いをしたそうです。
施設長のお話しによると、十津川村の学校は夏休みが終わっても避難解除が行われず、子どもたちはほぼ2カ月間、学校にも行けずに大変だったそうです。
その教訓から現在「児童デイサービス」を立ち上げようと、早速施設の増設工事を行っておられました。
今では仮設住宅も出来上がり、避難所生活からは解放されていますが、2年間しか住居を許されていないとのことで、まだまだ復興の支援の必要性を感じました。
こだまの里2.jpg
さて、教育学部4回生3人によるユニット「かれーうどん」の演奏と歌では、いつもの楽曲に加え、クリスマスソングやトーンチャイムも今回の施設訪問のために用意して、施設の方々の温かい手拍子のなか、楽しくお披露目することができたようでした。
短い時間の交流でしたが、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
「こだまの里」のみなさま、本当にありがとうございました。
こだまの里3.jpg

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