2012年2月9日の記事

2012.02.09

人間環境デザイン学科学生製作のマイスツールを学内展示

人間環境デザイン学科1回生対象の授業『立体表現Ⅱ』では、2009年度から本格的な家具づくりに取り組んでいます。 初年度は、バウハウスのデザイン思想を引き継ぐ※「ウルムスツール」を製作し、2010年度も同じ課題に取り組みました。 今年度からは「マイスツール」として、学生それぞれのオリジナリティーをデザインに取り入れようと考えました。 そのためには基本となるスツールをまずは学ばなければなりませんでした。そこで、原形となるスツール「ベーシックスツール」の構造を自らの手を通して理解し、それに若干の応用を付加することで自分だけのマイスツールを製作することにしました。 デザインのバリエーションにそれほど期待はしていなかったのですが、出来上がった作品はどれも個性的で面白く、作者自身が表現されていると思います。 1月30日(月)から4月27日(金)まで、C棟ラウンジ(1・2階間の階段踊り場)にスペースをお借りして、20名の「マイスツール」を展示させていただいています。 実際に腰かけてみたり、覗いてみたり、触れてもらうこともできます! 【 湯浅先生のアトリエでの特別補講 】 1月末の完成にむけて、1/23(月)湯浅先生のアトリエで特別補講を行い、半分の学生が参加しました。   ※「ウルムスツール」 畿央大学のエントランスホールには、世界的に有名な家具デザイナーの椅子が展示されています。 ▼Max Bill(マックス・ビル)の「ウルムスツール」もその一つです。 スツールとしてはもちろん、立てても横にしても使用できるのでサイドテーブルとして使ったり、脚の間の横木を持ち手にしてトレイのように持ち歩いたりと、多機能にデザインされています。