2012.02.06 

リカレント教育『理学療法特別講演会』を行いました。

「生活習慣病、メタボリックシンドロームを有する患者への
リハビリテーションのすすめ ~再発予防、疾病予防、健康増進に向けて~」
リカレント教育講座を実施

2012(平成24)年2月4日(土)に、第5回『畿央大学理学療法特別講演会』が、畿桜会(畿央大学同窓会)主催により、L101講義室において開催されました。
この講演会は卒業生向けのリカレント教育(大学卒業後も幅広い知識、最新の理学療法情報を獲得していただく)を目的に毎年行っているものです。
今回は、本学の理学療法学科助教の松本大輔先生を講師としてお招きし、「生活習慣病、メタボリックシンドロームを有する患者へのリハビリテーションのすすめ ~再発予防、疾病予防、健康増進に向けて~」と題して、お話をしていただきました。先生のご専門は、生活習慣病、メタボリックシンドロームの発症予防・改善、健康増進です。
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食習慣・喫煙・飲酒などが原因である生活習慣病は私たちの生活に非常に身近な存在です。死亡・要介護の原因の多くは生活習慣病にあることが分かっています。糖尿病に罹患している方は高齢者に多く、変形性関節症や脳卒中の方のほとんどが糖尿病を合併しておられます。そのような方に必要となってくるのは、適切な運動療法です。身体活動を高く保つことが健康の保持増進に有効であるため、理学療法士が糖尿病の方を適切に評価して、運動療法を提供することは、合併症や再発の予防につながります。
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理学療法学科は現在5期生まで卒業生を輩出していますが、卒業後も定期的に同窓生が集まり、理学療法の知識を深めています。また、本学の学部生や地域の病院に勤務されている理学療法士の方、地域住民の方のご参加もあり、50名の聴講者が集いました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

■第5回理学療法学科同窓会(懇親会)
特別講演会の後は、駅前の居酒屋に会場を移して、毎年恒例の懇親会を行いました。
今回の参加は、卒業生12名と先生2名の計14名。
例年以上に人数が集まらず、少し寂しい感じを予想していましたが、会場は大いに盛り上がっておりました!
学生時代の話で盛り上がり、それぞれの近況報告や今後のプラン・・・
先輩・後輩と話す機会はめったにないので、とても有意義な場になりました。
これからも、母校である畿央大学に一年に一回帰ってきてみんなで盛り上がりたいですね!
では、また来年!!

畿桜会会長 唄大輔(理学療法学科2期生)

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