2012.02.21 

人間環境デザイン学科卒業制作 インスタレーション「つむぐ」

今年度の人間環境デザイン学科卒業研究も多様な作品が揃いました。
論文、建築、店舗、インテリア、ファッション、家具などバラエティーに富んだものでしたが、中でも加藤ゼミ・八木逸斗君の作品はインスタレーション(空間全体を作品として体験させる)でした。
3年前にも他の卒業生が、第2グランドを使って制作したことがありました。
今回は体育館北側の隙間空間を使用して光に触れる露地を演出しました。

タイトルは「つむぐ」。

インスタレーション.jpg直線と曲線によって支配された露地は果てしなく遠く、先の見えない道を人々は互いの存在を確認しながら一歩、また一歩と歩み続ける。
吉野町商工会様、吉野地区商工会広域協議会様、坪岡林業様に木材料をご協力いただきました。改めて御礼申し上げます。

【八木君のコメント】
制作は想像した以上に大変でした。元々予定していた日が天候に恵まれず中止になったり、今回の設置時は風のイタズラで何度も作品が倒れたりして、とても苦労しました。
作品を見るために、寒い中来ていただいた教職員の方々や友達に感謝しています。
また、この作品が出来たのはひとえに協力していただいた皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
1番嬉しかったことは、作品を体験した友達が(ルミナリエを文字って)「ヤギナリエ」と言ってくれたことです。

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