2012年3月の記事

2012.03.30

同窓会レポート~軟式野球部OB・OG同窓会!

もう暦の上では春だというのに風が強く肌寒い日に、毎年恒例の『軟式野球部OB・OG会』を行いました。 今回も多くのOB・OG、現役生が参加してくれました。 OBの多くは普段野球をすることはほとんどなく、1年以上ぶりに野球をする人もおりましたが、怪我なく楽しむことが出来ました。 「OB」対「現役生」の試合は、予想外にも同点という結果でしたが、やはり現役生は動きにキレがあり、随所で素晴らしいプレーを見せてくれました。 OB・OG会を行うたびに思うことがあります。それは、今の軟式野球部があるのは、大学創立時に軟式野球部を立ち上げてくれた1期生のOB・OGの先輩方とそれをより良いものにして引き継いでいってくれたOB・OGの方々のおかげだということです。 その感謝の意味も込めて、このOB・OG会を行っています。 現役の部員達にはその感謝の気持ちを忘れず、これからも軟式野球部を盛り上げていって欲しいものです。 めざせ、西日本・全国制覇! そして、また来年もみんなで集まって楽しく野球が出来たらいいなと思います。

2012.03.28

同窓会レポート~健康栄養学科3期生同窓会!

2012(H24)年3月3日(土)。「卒業してから3年」という節目に、健康栄養学科の同窓生(3期生)31人と先生2人とで集まることが出来ました。新米ママのSも電話にて参戦!初めから最後まで大盛り上がりでした。3年ぶりに会うという面々もいましたが、決まって言うのは「変わらへんなぁ」。しかし、仕事の話になれば話は別で、3年も経つと話す内容や悩み、立場や考え方などが変わっていました。これからも、いい意味で変わらず、ともに成長していける仲間でありたいです。また、いつも付き合って下さる先生方にも本当に感謝しています。もはや「先生がいないと始まらない!」と言うくらい、私達には欠かせない存在です。これからも変わらずにみんなで集まれたらと思います。ありがとうございました!

2012.03.28

同窓会レポート~教育学部 「公立幼・保対策ゼミ」同窓会を開催!

2012年3月17日(土)、公立幼稚園・保育園採用試験に合格した畿央大学教育学部現代教育学科卒業生のための「公立幼・保対策ゼミ同窓会」が大阪市内で行われました。 仕事のお休みや仕事の合間をぬって、たくさんの卒業生が参加してくれました。中にはこの日のためにわざわざ遠方から駆けつけて下さった人も。久々の再会でもあったので、仕事の話や最近の出来事について、盛り上がったり、お互いに写真を撮って笑い合ったり…と同級生の仲の良さが伝わってきました。また幼稚園教諭・保育士の先輩・後輩がじっくりと話せる機会でもあったので、気になっていることや聞きたいこと、アドバイスなどをたくさん話していました。 本当にみんな気さくな人ばかりで、初めて同窓会をしたとは思えないほど絆を深めることができました。同窓会はヨコだけの関係だけでなく、タテの良い関係を築くことができる絶好の機会だと思います。また在学中にサポートして頂いた先生方も参加してくださり、必死に打ち込んだ受験勉強や先生との思い出を懐かしみながら、楽しい同窓会はあっという間に終了しました。 おかげさまで第一回目の同窓会は大いに盛り上がって大成功!第二回目の開催が今から楽しみです。

2012.03.27

学長訪問 -その6-

教育学部 現代教育学科 学校教育コースの2回生です。 今回、学長先生とお話ができるということで、またとない成長のチャンスだと思い、学長訪問をさせていただきました。 訪問前にお話したいことをいくつかまとめておいたのですが、実際学長先生を前にすると話したいことが次から次へと出てきて、予定していた時間よりも長い、一時間もの時間を割いていただくことになりました。 当初は「学びの場をつくるにあたり、何を心がけたか」「やさしさとは何か」「教育とは何か」について冬木学長先生の考えを伺おうと思っていました。 しかし、うれしいことに話はどんどん発展し、より質の高い、より味のある話となっていきました。 「学びの場をつくるにあたり、何を心がけたか」「やさしさとは何か」という話からは、「童心にかえり、感動すること」「幼少期の体験、経験の大切さ」まで話が発展しました。 また「教育とは何か」という話からは、「徳・知・美」のそれぞれの文字に付けられた動詞の「のばす、みがく、つくる」に込められた思いまで話が発展し、そこからまた「子どもの名前」に込められた思いについての話もすることができました。 冬木学長先生は本当に博識な方で、話題が尽きることがありませんでした。 最後に学長先生に「あなたなら私の思い、感動をみんなに伝えられると信じている」と言っていただいたことが、本当に光栄でした。 「学びの貪欲さなら冬木先生にも負けません」と大見栄を切った手前、怠けてなどいられません。 これからも今回の学びを生かして、冬木学長先生の信頼を裏切らないように、また学長先生の期待よりさらに大きく成長出来るよう、より充実した大学生活を過ごしたいと思います。 この度、こういった成長の場を与えてくださった方々や、お忙しい中時間をつくって下さった学長先生には本当に感謝しています。 ありがとうございました。

2012.03.26

4回生有志が「卒業祭(そつぎょうまつり)」を開催しました!

こんにちは、教育学部卒業生、式こと正岡です* 2012(H24)3月16日(金)。 卒業式から2日経ったこの日に、 冬木記念ホールで「卒業祭(そつぎょうまつり)」を開催しました! 畿央大学を卒業するにあたって、 自分たちの思い出のある場所で 後輩や同期たちと小さな文化祭をしたいなぁと かなり前から思っていたのに・・・・ 約一ヶ月前にやっと実行を決意し、 ばたばたばたばたばた…!!!っと 学生支援センターに無理をいって申請しました。笑 せっかくやるなら!と 畿央祭でもお世話になっている桜井誠文堂さんに依頼し、 格安で機材を提供していただきました。 この場を借りてもう一度、感謝申し上げます。 当日までの1週間、みんな猛練習でした。 卒業式もあって忙しいのに。笑 (卒業式は3/14(水)) 当日。 2日前に出演が決まったジャグリング部がオープニングを飾ってくれました! 普段の練習の成果ですね!綺麗な演舞でしたよ─!! みんなからも感嘆の声がもれていました。 開会宣言(漫才)も行われて あとはバンドが続きます! その中に、4回生のために、と出てくれた1回生の2人。 この2人、めっっっっちゃ歌うまいんです! 次の畿央祭で要チェックですよ!! 終始盛り上がって、 楽しい時間はあっとゆう間に過ぎ去って、 笑いあり、涙あり、の卒業祭は幕を閉じましたとさ。 教育学部 現代教育学科3期生(2012年3月卒) 代表者 821119正岡 麗

2012.03.22

学校インターンシップ「事後報告会」を実施しました。

教育学部は昨年度からの新カリキュラム移行に伴い、学校インターンシップを単位化しました。その初年度に当たる平成23年度、教育学部の2回生による学校インターンシップ事後報告会を2012年3月15日(木)に行いました。 当日は65名の学生が出席。従来からお世話頂いていた広陵町、香芝市、大和高田市、上牧町に加え、今年度から新たにお世話になっている八尾市の各教育委員会から指導主事の先生方に指導助言に来ていただきました。 全体会で、各先生方を紹介しご挨拶をさせていただいた後、地域別の5つの分科会に分かれて活動の報告を行った後に指導主事の先生から、具体的な指導助言を頂きました。 学生の報告をいくつかの内容に分けて紹介します。 一つめは子どもとのかかわりについてです。多くの学生は学校や園に行けば子どもから側に寄ってきてくれるものと考えていたようです。もちろん、そんな積極的な子どもいますが、すべてそうではありません。年齢が高い子どもと、なかなか関わりをもてなくて困った学生も多かったようです。中にはいたずらを受けて、めげそうになったと報告する学生もいました。しかし、そんな学生の多くがそのままでは済まさず、例えば「子どもが関心をもっていそうな漫画の話題から話しかける」「朝、校門であいさつをする」等の自主的な取り組みにより信頼関係をつくっていくことで問題を解決していったようです。「子どもたちとのキャンプ活動を何度もやっているので、子どもたちの事を知っているつもりだったし、どうやって接すればよいかをわかっているつもりだったが、この活動を通して、自分は、ごく一部の子どもたちしか見ていなかったということを改めて思い知らされた」との報告には、多くの子どもに関わる教師の視点を得ることができた成果を感じました。 二つめは学習指導についてです。先生方が日々の授業や学校運営のために、その裏でいかに膨大な時間と労力を費やしているかが分かったという声が多くありました。研修当初は授業時間内に先生方がいかにうまく授業を進めているか、どのような授業方法を用いているか等だけを見ていたが、授業準備や事務作業の補助を経験することで、学習指導を授業時間の枠内のみで捉えるのではなく、教師がおこなう多種多様な仕事全体の中に位置づけて考えるようになったとのことです。特別支援学級で研修させていただいた学生からは「支援って『その子がどう自分の力でできるようになる』ためにすることなんだということをこの活動を通して学んだ」との報告もありました。教師の「教え」と子どもの「学び」の結びつきは、子どもの視点にたった教師の工夫によって成り立つという大切なことを学べたようです。 三つめは教師としての心構えや学校運営についてです。子どもとの関わりや先生方の学習指導の補助等を通して「叱る、褒める、認める。とにかく子どもたちとかかわることが教師の仕事で大事な事。子どもたちと接したことで「自分」というものを見つめ直す機会となった」「自閉傾向の子どもに対し、自分は『できなくても仕方ない』と考えてしまっていたが、先生は真正面からぶつかって指導しており、自身の考えを改めるきっかけになった」「なぜ英語を勉強しなければいけないのか」と生徒に聞かれた時にすぐに答えられなかった。根本的なことを自分自身が深く考えていないことに気付けた」など、教師をめざす学生として、自分の心構えや姿勢を見直すことができたという報告がありました。また「問題が生じた時、学校全体の先生方が協力して解決に取り組み、改善に向かう様子を見ることができた」「先生が少ない幼稚園だったので、保護者と一緒に行事を作り上げる場に接し、地域との連携の大切さに気付くことができた」「支援学級の子どもの下校の際、保護者の方々と話す機会があった。教師はいろいろな人とコミュニケーションをもてる必要があるのだとわかった」など、先生方が一つの学校組織として、地域や保護者とも密接に関係しながら運営されていることを実感した報告もありました。 成果ばかりではなく、掃除の時間の児童達のケンカの仲裁や特別な配慮が必要な児童への関わり方,心の問題を抱えた児童との関わりの難しさなど、いろんな課題もありましたが,それらを冷静に振り返り,これからの教育実習や将来教諭になるために何をするべきかについて言葉にしていたことが印象的でした。 指導主事の先生方からは,学生達の意識の高さや,児童や先生への観察の深さに感心する言葉をいただきました。また、苦労をしたことも多かったことについて、「児童・生徒の指導や学習指導については、思ったことは、失敗を恐れずにやってみることが大切である。失敗ありきで、それを次につなげること。先輩教師にアドバイスをもらいつつ、どんどんやってみてほしい」「多くのことを学ぶことができたよい機会ととらえ、それを糧にさらに成長してほしい」との励ましや期待の言葉もいただきました。 また、一方でメモを取らない学生が多い事をご指摘されたました。一人一人が発表している内容は、「教育」を考えるうえで大事なものがたくさん隠れているとのことです。また、大学の講義で得た知識をどのように実践していくかについて、知識を身体化させていくことをめざして欲しいとのご助言もありました。これらは今後の大学での取り組みの課題となります。 学校インターンシップにおける多くの学校現場と教育委員会の先生方、地域や保護者の方々のご協力により、本学の学生は多くの実践的な学びを得るとともに、今後解決すべき課題も明らかにしていただきました。この成果と課題を踏まえ、彼らが一層の成長を実現できるよう大学も努力を重ねていきたいと思います。関係の皆様、ありがとうございました。

2012.03.19

被災地支援の体験を、畿央生が講演!~兵庫県ユニセフ協会「子ども未来プロジェクト」

2012年2月25日(土)、コープこうべ生活文化センターにて、兵庫県ユニセフ協会が主催する「子ども未来プロジェクト―知ることからはじめよう!報告会『福島の子どもたち応援キャンプ』」が開催され、東日本大震災支援のボランティアに参加した学生の代表6名と有志教員4名が参加しました。 「子ども未来プロジェクト」とは、子どもたちの命と健やかな成長を守りたいという気持ちをカタチに、そして行動につなげるために兵庫県ユニセフ協会が10年前から取組んでいるプロジェクトです。現在は、東日本大震災で困難な状況にある子どもたちに何ができるか、「子どもの権利」の視点から、生きること、育つこと、守られること、参加することについて、様々な形で学ぶことに特に力を入れておられます。 今回、その取組みの一つとして、畿央大学ボランティアが行ってきた2011年8月宇都宮・冒険活動センター「のびのびキャンプ」、2012年1月福島・二本松市「ひらそるウィンターキャンプ」での活動を通じて、学んだこと、感じたことをお話しさせていただく機会をいただきました。きっかけは、昨年の畿央祭で行った『東日本大震災被災地支援プロジェクト報告―福島の子どもたちと畿央生が出会った―』の報告会。ご覧になった兵庫県ユニセフ協会のスタッフが、学生たちが被災地の子どもたちとの関係に悩みながらも、一人ひとりの心に寄り添う姿に感激され「ぜひ、ユニセフでも報告してほしい」とおっしゃってくださったのです。 まず、教育学部の良原先生からのびのびキャンプの概要と目的などをお話された後、理学療法学科2回生の山根悠加さん・横山みさきさん・吉川歩実さんがのびのびキャンプ2011の報告を行いました。 キャンプ中の写真をたくさんお見せすることでキャンプ中の様子がわかる内容にし、発表原稿も丁寧に用意していたところに彼女たちの熱意を感じました。キャンプ中に困難を感じたこととして、子ども同士のトラブルに対しどのように収束をつければよいか、また発達上の問題などで周囲の子どもたちと比べ遅れを取る子への対応の方法に悩んだことを取り上げていました。そして、子どもたちと心を通わせることができた喜びと、別れのつらさを学生の言葉で語ってくれました。 その後、2012(H24)年1月7日(土)~8日(日)の1泊2日で実施した「ひらそるウィンターキャンプ」の報告を、教育学部3回生の稲垣美久さん、大林祥子さん、竹森加奈さんが行いました。このキャンプは、夏に実施された「のびのびキャンプ」に続く企画であり、畿央大学の有志学生12名と有志教員3名が参加しました。主に企画をされたのは、共に「のびのびキャンプ」を企画したふくしまの笑顔をつなぐボランティアグループ“ひらそる”でしたが、「のびのびキャンプ」で、学生たちが子どもたちの心に寄り添い、笑顔を引き出していたその力に感激され、「ぜひまた福島の子どもたちに会いに来てほしい」とのラブコールを受けて実現。キャンプ翌日には仮設住宅に訪問し被災者の方々との交流も実現しました。 キャンプの報告では、再会した子どもたちが5か月の間に大きく成長していたり、逆に震災のために我慢を強いられ子どもらしさを失っていた子どもが、子どもらしく元気に遊んでいたことに喜びを感じたことを語ってくれました。仮設住宅訪問の報告では時折涙を流しながら、住民の方々と交流し感じたことを語る学生たち。 「今まで自分が考えてきた支援というのは自己満足だったのかもしれない。大事なのは『してあげる』ことではなく、『一緒に何かをしようという気持ち』なのだということに、今回の活動を通して気づくことができた。」 「支援に行ったつもりだったが、毎回子どもたちの笑顔にこちらが元気づけられて、温かい気持ちになれた。」 「被災地と、奈良を含む被災していない地域ではどうしても温度差が出るのが自然。被災地支援に関わった私たちができることは、風化してしまわないように『伝え続けること』なんだと思う」 と一言ずつ丁寧に語り、若く素晴らしい感性と、熱い思いを自分の言葉で語る姿に感動し、未来を担う若者たちの力を感じました。 講演終了後の質疑応答も熱気あふれるものになりました。福島の子どもたちと接点を持ったきっかけや、募集方法などハード面に関すること、キャンプ中の子どもの様子、放射能の影響を気にしているか…など多岐にわたる質問が飛び交い、それに対して学生や教員が真摯に対応しました。 <講演を終えて(所感)> 仮設住宅に訪問した際、住民の方は初対面の若い学生にも関わらず、放射線の為に愛する故郷に帰れない無念さや、家族を失った苦しみ、光の見えない辛い避難生活について語って下さりました。学生は、そのあまりにも重い現実に衝撃を受け、一瞬言葉を失ったと言います。しかし、私はその思いを受け止め、じっと耳を傾け、寄り添う学生の姿を見ました。そして、学生が住民の方々の笑顔を引き出す力に感動しました。ある住民の方は「こうやって楽しいことがあると前に進める気がする」とおっしゃっていました。本学は決して大きな大学ではありませんが、だからこそ教員間・学生間との距離が近く、また東北の方々と1人1人が距離を縮めることも可能だと思います。今後も、他の教職員と共に学生達の「何かしたい!」という熱い被災地への想いを支援していきたいと思います。 看護医療学科 石田めぐみ

2012.03.16

社会連携 鳥人間コンテスト常連校「京都大学Shooting Stars」を支援しています!

昨年(2011年度)第34回鳥人間コンテストでは、最高齢のパイロットとして吉本興業の間寛平さんが飛ぶことになり、畿央大学理学療法学科田平先生、福本先生、松本先生らが肺活量や筋力など基礎体力測定や持続力維持のサポートを行いました。 これは、もともと理学療法学科の松本先生が、2009年度32回大会から、京都大学Shooting  Starsチームのパイロットをサポートしていた関係で、読売テレビをとおして依頼があったものです。 昨年の京大チームは、伝動装置の不具合があって4位1,629mの記録に止まりましたが、今年こそ大きな期待がかけられています。 ▼下の写真の2人のうち、今年のパイロット島田君(2回生、左)と、来年2013年フライト予定の來山君(1回生、右)の2名が本学で体力測定をするため、訪ねてきてくれました。 來山君は、来年の出場に向けて今から1年以上かけて10キロ減量し、さらに筋力を付け直すという人体改造をして、優勝に望むそうです。 京大Shooting Starsは鳥人間コンテスト出場回数18回を誇る伝統ある古豪チームですので、今年(2012年)7月末頃に予定されている琵琶湖畔での第35回鳥人間コンテストには、ぜひみなさんも応援に行ってくださいね。 【関連記事】 鳥人間コンテスト本番出場で間寛平さんをメディカルサポート https://www.kio.ac.jp/information/2011/08/post-392.html 6月30日に間寛平さんが畿央大学で体力測定! https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/post-387.html

2012.03.16

平成23年度卒業証書・学位記授与式

畿央大学ならびに畿央大学大学院の2011(平成23)年度卒業証書・学位記授与式が3月14日開催され、健康科学部255名、教育学部148名、大学院健康科学研究科19名の合計422名が、学び舎を巣立ちました。今年は、健康科学部看護医療学科の一期生がはじめて卒業を迎え、また大学院では博士後期課程で初の卒業生が輩出されました。一足早く訪れた春の暖かい陽気の中、キャンパスは、振袖はかまやスーツ姿の卒業生たち、保護者の方々で華やぎました。 式典は10時に始まり、学部学科ごとおよび健康科学研究科の卒業生の名前が読み上げられ、それぞれの代表者に卒業証書・学位記が手渡されました。その後、学長表彰が行われました。特に優秀な成績を修めた学生が各学科1名選ばれ表彰状と記念品が手渡されました。続いて、理学療法士協会や栄養士協会など各種団体からの表彰状が手渡されました。 冬木智子学長は式辞で、「これからはひとりの社会人として責任感を持つこと、包容力を持つこと、誠実であることを忘れず、そして、この畿央大学を心の故里とし建学の精神をもって社会に貢献できる、なくてはならない人になってほしい。」と述べられました。 その後、在学生を代表して健康科学部理学療法学科の高橋健嗣さんが送辞を、卒業生を代表して健康科学部看護医療学科の村前莉沙さんが答辞を述べ門出の想いを語りました。 卒業式後に行われたエントランスホール前での記念の集合写真撮影では、ふりそそぐ春の日差しのもとで笑顔がはじけていました。 また、午後5時より帝国ホテル大阪に会場を移して『卒業記念パーティー』が開かれました。卒業式では振り袖に袴を着ていた女子学生たちも、今度は色鮮やかなドレスに着替えて再登場しました。 パーティーでは、卒業生の実行委員会によるクイズなどで盛り上がり、その後、会場のあちらこちらに恩師を囲む輪が生まれ、和やかな歓談と写真撮影などの光景が絶えず、名残りのつきないものとなりました。

2012.03.14

学生が自作したディジタルコンテンツを授業で使っていただきました

畿央大学で行われた教員免許更新講習がご縁となり、奈良県立奈良養護学校の先生方と共同研究を行っています。養護学校の生徒さんが使うディジタルコンテンツ(電子教材)を本学の学生5人が作り、その教材を使った授業を見学させていただきました。 教育学部2回生の小松知美さん、村上舞子さん、横峯愛奈さんが動物や乗り物の絵を描き、2回生の喜多智大さん、東谷俊之さんが動物の鳴き声や乗り物の音などを声で表現する仕事を担当。4回生の喜野遼さんがこれらをコンピュータ上で合成し、ディジタルコンテンツを制作しました。 生徒さんは、マウスにつながった大きなスイッチを押したり、ひもをひっぱったりすることで、動物の顔が変わったり、鳴き声や音が聞こえたりするコンテンツを何度も操作したり、動物を変えたりして学習しておられました。また、先生がいくつかの動物の顔をならべたメニューを準備され、「自ら選ぶ」という学習も行われていました。 授業後、お忙しい中、先生方に機会をつくっていただき、ディジタルコンテンツの改善点や来年度以降の展開についてお話させていただきました。 学生たちも、自ら作ったものが実際に利用されている状況を見て、非常にうれしさとやりがいを感じたようです。今後、情報系の授業や卒業研究などを通し、実際に役立つ教材を作成し、多くの生徒さんに使っていただきたいと考えています。 (教育学部准教授 西端律子)