2012.03.14 

健康栄養学科ヘルシー×オイシー料理vol.13~「ブロッコリーのサラダ」

健康栄養養学科の授業や実習で作成した献立やレシピを紹介する「ヘルシー×オイシー料理」。第13弾は、 「ブロッコリーのサラダ」です。
 

ブロッコリーのサラダ.JPG

 
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ブロッコリーの主な栄養成分はビタミンC、ビタミンE、カリウムで、ブロッコリー1個当り(20g)、ビタミンCが24mg、ビタミンEが0.5mg、カリウムが72mgです。ブロッコリーはストレスの軽減作用があるので、ストレスの多い人にお勧めの食材です。また、β―カロテンは万病のもとである活性酸素の害から守ります。
かぶは白い根の部分には、でん粉やグリコーゲンを分解する消化酵素のアミラーゼやビタミンC、カリウムが含まれており、葉の部分ではビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、鉄分、カルシウムが豊富に含まれています。葉の部分には鉄や食物繊維がほうれん草とほぼ同量含まれています。カルシウムではほうれん草の約5倍の量が含まれています。

健康栄養学科1回生 大槻 なつ実

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<材料>(1人分)

ブロッコリー    50g
輪切りトマト    25g
   0.4g
こしょ    少々
※カニ缶    10g
※玉ねぎ    10g
※酢    5ml
※マヨネーズ

   15g

※砂糖    2~3g
●かぶ    20g
●酢    5ml
●砂糖    2.5g
●塩    0.2g
●食紅    適量

 
<作り方>
① ブロッコリーを洗い、小房に切り分けて塩を入れた熱湯で茹でる。
(茹ですぎないように注意する。)茹でたブロッコリーを冷水で冷やし、すぐに水気を切る。
② トマトを湯むきして、薄く輪切りにして種を取り除き、
ブロッコリーとトマトに塩とこしょうを振る。
③ カニをほぐし、玉ねぎをみじん切りにして、カニ、玉ねぎ、酢と一緒に混ぜておく。
(これは先にしておく。そうすると玉ねぎの辛さが和らぐ。)
④ かぶは皮をむき、薄切りにして塩を振ってしなやかになったら
合わせ酢につける。(食紅でピンク色に色をつける。)
⑤ ③とマヨネーズ、砂糖を一緒にして混ぜる。
⑥ ④のかぶに色がついたら、かぶでバラを作る。
(最後の部分はつまようじでとめる。)
⑦ お皿に水気を切ったトマトをのせ、その上にブロッコリーをこんもりとのせ、
⑤をかける。お皿の角に⑥で作ったかぶのバラをのせる。
 
<コメント>
※ブロッコリーの品種は非常に多くあり、正式な日本名はミドリハナヤサイ(緑花菜)または、メハ ナヤサイ(芽花菜)というらしい。ブロッコリーは茹でたあと、手をかけないほうがおいしいのでマヨネーズなどの調味料をつけて食べることが多い。
※かぶは固いため、生食より煮物や味噌汁・シチューの具材として利用が多いが、加熱すると非常に柔らかくなるので、ダイコンのように煮込む料理には向かない。
 
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◆栄養量(1人分)※
エネルギー 166kcal たんぱく質 4.4g 脂質 11.7g 食塩 1.2g
※日本食品標準成分表2010による計算値で、摂取が保証されるものではありません。

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