2012.07.06 

Kio元気塾 中間発表会を実施しました

6月末から7月初めにかけて、Kio元気塾の中間発表会を実施しました。
『Kio元気塾』とは、近隣の病院を退院された方々に対して、教員と学生(理学療法学科と健康栄養学科)が共同参加により運動と栄養指導を行う取り組みであり、学生の実践的な教育環境でもあります。
学生は授業で得た知識を総動員し、参加されている方々の障害を評価し、教員の指導のもとにより効果的な介入を実践するという過程を経験します。
元気塾発表会2012.jpg
今回の発表会は、理学療法学科3回生が、4月から参加されている7名の評価および介入計画を発表し、学生同士の議論と教員の助言によって、これまでの内容を確認し今後の計画を考えるという目的で実施しました。
学生は実際に障害をもっておられる方々の評価および介入はもちろん、こういった方々に接することも初めてであり、当初は正確な検査も実施できない状況でした。しかし、発表会では不十分な点はありながらも、我々教員の予想をはるかに上回った内容の発表ばかりで、良い経験そして学習に繋がっていると実感できました。
この元気塾は残り1ヶ月ですが、発表会の内容を活かしさらなる学習と経験を積んでいってもらえればと思います。
元気塾にご参加いただいているみなさんには、まだまだ知識・技術ともに不十分な学生の検査や治療に協力いただき、本当にありがとうございます。残り1ヶ月、学生の若いエネルギーを感じて頂き、皆さんの元気を奮い立たせるように我々教員も精一杯努力したいと思います!

理学療法学科 准教授 冷水誠

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