2012.07.02 

被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講!

被災地支援と自分にできることを考える
「”素朴な”こころのケアセミナー」がスタート!

素朴な①授業風景.JPG

こんにちは!看護医療学科1回生、学生広報スタッフ「きーさん」こと喜島です。

入学前から東日本大震災の被災地支援活動を続けています。
奈良県主催のボランティアバスで岩手にも行き、ホームページで県の取り組みを見ていて畿央大学の「のびのびキャンプ」を知りました(実は、受験動機の一つにもなったんです^^)。

・奈良県公式ホームページ掲載記事(災害ボランティアバス)
  
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-70665.htm#moduleid46210
・「のびのびキャンプ2011」ブログ記事
  
https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-421.html

大学では、今年も8月に「のびのびキャンプ2012」を企画していて、今回の場所は奈良!福島の子ども40人を招待してキャンプを行います。きーさんも参加する事になりました。子どもとマンツーマンで3泊4日を過ごす私たち学生ボランティアは、その為に必要な姿勢やスキルを身に付ける事前研修を受けています。
それが、「“素朴な”こころのケアセミナー」です。

もともとは、キャンプボランティア希望者だけでなく、今後も何らかの形で被災地支援を考えている方々、被災地の子どもや保護者の心のケアに関心のある多くの学生のために企画されたこのセミナー。素朴な、人が本能的に備わっている利他性(人のためになろうとすること)や共感能力によって“その人の傍らに立つこと”=「“素朴な”心のケア」実践者になるためのプログラムです。

【5月19日(土)PM】

この日は第1回セミナーが開かれました。
講師は3人。牧田潔氏(兵庫県こころのケアセンター)からは、被災者に起こり易い心理的な変化や、それに対して取るべき及び取ってはいけない行動等について。
沼崎穂高氏(大阪大学)からは、現在も福島が直面している放射線と言う脅威について。
そして、福島から京都へ自主避難して来られた西山祐子氏(京都・避難者サポートネットワーク)からは、被災者の生の声をそれぞれ講演して頂きました。

素朴な①トップ.JPG

きーさんは宮城を中心に活動してきたので、福島の現状は知らずにいました。
震災から1年と数か月。徐々に回復しつつある目に見える被害の裏で、目には見えにくい「心」のケアを必要とする人は大勢おられると感じました。
放射線と言う目に見えない脅威にさらされる子ども達が、思い切り外で遊んで本来の自分に戻れるお手伝いを、微力ながら出来ればと思います。

きーさんは、キャンプ開催場所である奈良県立野外活動センターに小5と高1の2回、行った事があります。それから約20年経った今も、良い思い出として心に残っています(あ、年がばれちゃいますね笑)。
20年後の子ども達の心にも、キラキラ輝く素晴らしい思い出となっているような、そんな楽しいキャンプにするべく頑張ります!!

今後もいろんなスタッフが、ブログやフェイスブックページ等で情報発信をしていきます★
是非、このプロジェクトにご理解とご協力を(^^)v

フェイスブックページ「畿央大学のびのびプロジェクト」
http://www.facebook.com/nobinobiproject

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