2012年9月13日の記事

2012.09.13

畿央大学短期語学留学プログラム 現地リポートNo.10

ロンドン観光を行いました。 イギリスに留学中の畿央生達は無事3週間の語学留学を終え、現在ロンドンに滞在しています。ロンドン滞在の目的は、今まで培った語学力を実際に試し、また古きものと新しきものとが共存するこの街で、人に触れ、文化、芸術に触れることで、高い教養力を身に付けることにあります。では、ロンドンで行った市内観光の様子を紹介します。 ▲ここは、滞在しているホテルから徒歩で5分ほどのところにあるセント・パンクラス駅です。ここは、ロンドンの主要ターミナル駅のひとつでパリやブリュッセルからの国際列車ユーロスターも乗り入れています。日本では見られないゴシック式の建築様式に人間環境デザイン学科の学生が一生懸命に写真を撮っている姿が印象的でした。 そしてこの駅は映画『ハリーポッター』でホグワーツ特急の始発駅として使われたことでも有名です。でも実は、映画では外観のみ使われ、有名な9¾番線(9と3/4番線)のホームは横にあるキングスクロス駅にあります。 ▲今年はキングスクロス駅がオリンピック開催のため大改修されました。このプラットホームは映画を見た世界中の多数の方が来る事を見込み、実際撮影されたプラットホーム(映画では4番線と5番線を使用したそうです)から少し離れた場所に設置されていました。映画の雰囲気を味わえ、学生達も非常に楽しそうでした。 ▲そして場所を大英博物館に移しました。ここは世界中の美術品や工芸品など約700万点を所蔵する世界最大の博物館です。常設展示だけでも15万点ほどありますが、もちろん1日ではとうてい見て回ることはできません。この日は、中を簡単に見て回るのみにしましたが、後日、ゆっくり見て回った学生に聞くと「教科書で見た事があるものが目の前にたくさんあって感動しました」との事でした。 ▲大英博物館で最も人を集める展示がこのロゼッタ・ストーンです。1799年エジプト遠征を行ったナポレオン軍がこの石を見つけたと言われています。ロゼッタ・ストーンは3つの書体で同内容を記しています。エジプトのヒエログリフ(神聖文字)を理解する鍵となり、他のエジプト語の文書が続々と翻訳されるきっかけになったことでも有名です。 ▲そしてロンドンの顔、ビッグベンです。これが目の前に現れたとき、学生達からは大きな歓声が。「ロンドンに来たという感じがします!」と皆それぞれが話していました。 (さらに…)