2012.09.07 

奈良養護学校との共同研究をすすめています。

奈良県立奈良養護学校の先生方が研修に来られました。

奈良県立奈良養護学校さんとは昨年度末より共同研究をさせていただいており、今まで学生がディジタルコンテンツを作成したり、そのコンテンツを使った授業を見学させていただいたりと、大変お世話になっています。
今年度は、より研究を進めるために、奈良養護学校の先生方にも少しずつディジタルコンテンツを作成していただき、畿央大学の共同プロジェクトとして、西端研究室でその支援を行うことにしました。
8月6日(月)に10人の先生が来られ、Adobe社のFlashを使ったディジタルコンテンツ作成に取り組みました。あらかじめ、「二者択一ですすめる教材」という打ち合わせをしていたので、先生方は自分の作りたい教材の画像データや音楽データなどを持参され、ソフトウェアの使い方を簡単に説明した後は、各自で熱心にコンテンツを作成しておられました。
なら養護学校1.jpg
一部、スクリプトという難しいプログラム言語を駆使する必要があるのですが、教育学部3回生の喜多智大君のサポートもあり、修学旅行の写真を選びながら振り返るコンテンツ、楽器の音と画像を選ぶコンテンツ、お昼御飯を一緒に食べた先生を選ぶコンテンツ、手作りのディジタル絵本など、さまざまな教材が出来上がりました。
研修の最後は、全員で発表会をしました。まだ、一部制作中のところは口で効果音を補足したり、今後の方針を話したりなど、和気あいあいと楽しく終わることができました。8月末までにはこの続きを作っていただき、今度は奈良養護学校内で発表会を行う予定です。

(教育学部 教授 西端律子)

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