2013.04.17 

学生広報スタッフblog vol.61~学生が見た「のびのびキャンプ2012」前編

こんにちは!理学療法学科4回生のよこみー、はるちゃんこと横山、山根です。
 
私たちは一昨年と去年の夏に2回、「のびのびキャンプ」に参加させていただきました。のびのびキャンプの概要などは過去のブログをご覧ください。
のびのびキャンプではたくさんの素晴らしい人と出会うことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。その感謝の気持ちをこめて、今回のびのびキャンプ2012の報告をさせていただきます。キャンプでは福島の子ども1人に大学生のパートナーがつくマンツーマンスタイルで、そのペアを5グループに分けます。私たち2人はその「グループリーダー」を任されました。
 
【1日目】
畿央大学の教員・学生をはじめとする関西スタッフは前日から準備を始め、ついに子どもたち、福島スタッフが到着。久しぶりな顔やはじめましての顔。子どもたちもスタッフのもドキドキの中、緊張を和らげるアイスブレーキングを行いました。初日は子どもたちもスタッフも探り探りの様子。
 
☆福島の子どもたち、スタッフの到着
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みんな久しぶり!
去年よりも少し大人になった子供たちに再び会うことが出来ました。はじめましての子も沢山いて今年はどの様なキャンプになるだろうとワクワクドキドキしました。
 
 ☆アイスブレーキング
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 ☆ペア・グループ発表
子供たちはまだまだ緊張した表情。
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☆旗づくり~初めての共同作業!
去年より人数が多かったのでぎゅうぎゅうになりながらも全員の手が入りました。
子供たちの「今年も友達をたくさん作って楽しみたい!」という気持ちが伝わってくる言葉が沢山見られ、私も「グループリーダーとして頑張らないと!」という気持ちになりました。
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☆夕食はグループに分かれてBBQ!美味しいお肉やお野菜にみんな大満足!
率先してお肉を焼いてくれる子、ライトを照らしてくれる子、一人で探検に出かけてしまう子などいろいろな子がいました。
私自身は1日目から要領がつかめずバタバタと走り回っていました。
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夜に子供たちを寝かしにいった後に行うグループ会議では子供たちの様子などを共有し話し合いました。みんなそれぞれ思っている事や困っている事などを相談し合いみんなで解決できる良い場だったと思います。
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【2日目】
学生は自分のペアの子どもたちを起こしにロッジに向かい2日目がスタート。午前中は叩き染めとコップに絵を描く工作、午後からはグループに分かれて食材集めゲームを行いました。自然の中で思う存分遊びます!
 
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叩き染めの様子です。
同じ葉っぱでも沢山の個性豊かな作品が出来上がりました。
 
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☆昼食には流しそうめんと柿の葉寿司が登場!福島の子どもたちの中には人生初の柿の葉寿司に挑戦した子も。流しそうめんのお手伝いではまだ緊張が見られた子も一気に表情がほぐれ大はしゃぎ!急に流暢にお喋りを始めた子もいました。
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☆昼食後のデザートは野菜をチョコレートにつけて食べるチョコベジを体験!恐る恐る食べてみると、意外と美味しい!
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☆続いてはグループで協力して、晩御飯であるシチューの食材を集めていくという「食材集めゲーム」に挑戦です!
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☆晩御飯は集めた食材で飯盒炊爨!準備や調理、片付けまでグループみんなで協力してシチューを作りました。
私のグループは自然と男の子は火おこし、女の子は食材を切る係に分かれました。
みんなで作ったシチューはやっぱりおいしいね!
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デザートにはスイカが登場。みんなで種飛ばし競争をしました!
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☆夕飯後には星空観察を行いました。緑色の光線や大きなスクリーンによる星や星座の説明に大喜びでした。
曇り空だったそらもこの時には綺麗な星空。沢山の星が夜空一面に広がっていました(カメラには残念ながら収まりませんでした)。
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綺麗な星空を見ながら「みんなは楽しんでくれているのかな?」という不安な気持ちや、「あの時こうしとけばよかったな」などという後悔の気持が沢山出てきて涙があふれてきた事を覚えています。
 
そのやりきれない気持ちを察して下さったキャンプ企画者である先生が「去年もいろいろありました。大丈夫です。」と優しい笑顔で語りかけてくれました。たった一言と優しい笑顔。私はその一言で、肩の力がぬけ自分自身もっと楽しまないと!という気持ちになりました。
本当に偉大な先生。ありがとうございました。
学生広報スタッフblog vol.62~学生が見た「のびのびキャンプ2012」後編 を読む
 
【関連リンク】
福島の子どもを奈良へ!被災地支援「のびのびキャンプ2012」を開催しました!
畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ
学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ2011」を実施!

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