2013.04.18 

学生広報スタッフblog vol.62~学生が見た「のびのびキャンプ2012」後編

学生広報スタッフblog vol.61~学生が見た「のびのびキャンプ2012」前編 を読む
 
【のびのびキャンプ3日目】
3日目は奈良観光!奈良公園に東大寺、石舞台古墳、万葉文化館へと足をのばしました。
20130419nobi (19)
ペアの学生やグループのお友達と熱心にクイズを解いたり、一緒に買い物をしたり、出店のお菓子を食べたりしているうちに、ペア以外にも同じグループの友達や学生ともだんだんと打ち解けてゆく姿が見られました。私たちグループリーダーはいろんなものに興味深々の子どもたちを連れて、自分たちも知らない道を進まないといけないので大変です。「はぐれないように、でも子どもたちには思うままに動いて欲しい。」と思いながら、なんとか目的地にたどり着いたときにはヘトヘトでしたが、みんなの楽しそうな姿に疲れも吹っ飛びます。
20130419nobi (20)
 
☆昼食は夢風広場でホットドッグと風月さんのお好み焼き、バスの中ではお菓子をいただきました!食事はキャンプの趣旨に賛同して頂いた企業の皆様からご支援いただきました。ありがとうございます!
20130419nobi (29)
 
☆更に日本旅行のカリスマ添乗員、平田さんが登場!バスレクをお願いし、楽しいバス移動となりました。
 20130419nobi (30)
 
☆平田さんと一緒に、石舞台古墳(上)、万葉記念館(下)で記念撮影!
20130419nobi (21)-vert
 
センターへ戻ると大阪龍球会さんによるバスケットボールを使ったパフォーマンス!「かっこいい!」「すごい!」と即席のサイン会ができるほど子どもたちに大人気でした。 
20130419nobi (23)-vert
 
☆夕食にはたきびカレープロジェクトの皆さんによる、本格的なカレーをいただきました!
20130419nobi (31)
 
☆夜ご飯のあとにはキャンプファイヤー!炎が空から降ってきて燃え上がると、楽しいレクリエーションのはじまり!最後にはこのキャンプのイベント計画をしてくれたわっくんによるファイターポイにみんな驚きと感動!
20130419nobi (25)-horz
 
キャンプファイヤーからの帰り道には、2日目に工作したキャンドルで照らされるサプライズが!自分のキャンドルを見つけると、子どもたちはとても嬉しそうにペアの学生とキャンドルを眺めていました。真っ暗の帰り道、はぐれないように手を握りながら帰っていくペアの姿もありました。
この夜の学生スタッフのグループミーティングでは「手を握ると握り返してくれた」「自分から喋ってくれるようになった」「心遣いが嬉しかった」と嬉しそうなペアの学生の声を聞くことができて、私たちまで嬉しい気持ちになりました。
20130419nobi (27)-horz
 
 
 【のびのびキャンプ最終日】
 
4日目は各グループに分かれて自然の中の遊具やアスレチックに挑戦しました。
たくさんの遊具のある遊びの森ではみんなでターザンロープや大きなブランコに乗ったりと思い思いのまま自然の中で体を動かしました!
20130419nobi (34)-horz-vert
 
アスレチックのグループでは車椅子の男の子も初めてのアスレチックに一緒にチャレンジ!全員がクリアできたときのみんなの笑顔は今でも忘れられません!
どちらも険しい道の中、地図を持ってみんなを引っ張ってくれる子、捕まって!と必死に手を伸ばしてくれる子、一生懸命声を出して応援してくれる子。初日には見られなかった光景を目の当たりにし、子どもたちのパワーにとても感動しました。
20130419nobi (32)-horz
 
☆最後のご飯は焼きそばとくず餅。福島の子供たちのほとんどは初めてのくず餅だったようです。
20130419nobi (37)-horz
 
お別れの時間が近づく中、4日間の振り返りのスライドショーを見たあとは、「メッセージタイム」です。限られた時間の中で、仲良くなったお友達や学生に伝えたいメッセージを書いて、背中に貼り付けていきます。背中の紙はみんなからのメッセージでいっぱいになりました。
20130419nobi39-horz
 
☆閉会式を行い、関西スタッフは子どもたちを見送ります。学生も子どもたちも、涙ながらに別れを惜しみました。
20130423nobi-tile2 
☆子どもたちと福島スタッフはこのあとフェリーで一泊し、福島まで戻りました。
20130419nobi (45)
 
みんな本当にきてくれてありがとう!
20130419nobi (46)
 
私たちは今回のびのびキャンプに参加させていただき、子どもたちの純粋さ、優しさ、強さに触れ、たくさんの気づきがありました。
だれかのことを思いやる気持ち、ひとつのことをみんなでやり遂げたときの達成感、自分のことを考えてくれて、応援してくれる人がいるということ、そしてそれがとても幸せで心の支えになること。これらを子どもたちが感じ、安心してもらいたい。そう思って参加した自身が身をもって実感することとなりました。
参加したスタッフみんなが子供たちと共に喜び、ときに悩み、一生懸命向き合いました。私たちはキャンプで感じた「自分のことを考えてくれて応援してくれる人がいる」ということが、今なお続く原発の問題や避難所生活の中で今後の福島の復興を担う子どもたちにとって少しでも今後の心の支え・糧になってもらえたらいいなと思っています。
今回ののびのびキャンプでもさまざまな方々のご支援・ご協力のもと、たくさんの出会いがあり、たくさんの感動がうまれました。
支援してくださった皆様、キャンプの企画・私たちにアドバイスをくださったりサポートしてくださった先生方、一緒に頑張ってくれた参加スタッフ、そして参加してくれた福島の子どもたちに心より御礼申し上げます。ありがとうございました!
 

理学療法学科4回生 横山・山根

 
 【関連リンク】
福島の子どもを奈良へ!被災地支援「のびのびキャンプ2012」を開催しました!
畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ
学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ2011」を実施!

この記事をシェアする