2013.12.05 

「風の声を聴くバードハウス」をご紹介!

11/22(金)~12/1(日)に開催されていた「2013 クリエイターがつくるバードハウス展」に、人間環境デザイン学科の加藤信喜先生・奥村亜希先生が、「風の声を聴くバードハウス」を出品されていました!
このバードハウスは、畿央大学10周年記念モニュメント「徳知美」にも取り付けられている「風鈴隠し」をアレンジした作品です。
 
birdhouse
 
今回は、作者の加藤先生からコメントをいただきました。
 
バードハウスは日本語で「鳥の巣」。
僕は小さい頃、鳥になりたかったんです。空を自由に飛べるなんてウキウキしませんか。いつか夢の中で空を飛べるようになりました。この夢があまりに面白くて寝るのが楽しみでした。そんなことで鳥にはとても興味がありました。
バードハウスプロジェクトという組織があるのを知り、直ぐに会員になりました。住宅の設計が好きなものですから、鳥の巣もかわりません。
 
畿央大学開学10周年記念モニュメントのコンセプトは「徳知美」です。
モニュメントで、空間のみならず時間を表現できないものかと悩んでいました。
そして、環境を五感で伝えることが時間と繋がっていくと考え、大きな飛鳥石の裏に鳥の風鈴をこっそりしのばせました。裸のままでは雨がしのげません。そこで風鈴を隠すために小さなバードハウスをつくったのでした。
タイミングよく、関西のクリエイターが集う『バードハウスプロジェクト2013』が開催されることになり、直ぐに申し込みました。作品化するために奥村先生に加わってもらい、今年の夏休みに2人で制作しました。
僕だけだときっとかたい作品になっていたのですが、奥村先生の加入で俄然カワイくなりました。
会場は無風状態なので小さい扇風機を使って風を送り込みました。風の声を聴くバードハウスです。
 
birdhouse2
 
11/22(金)はオープニングパーティがあり、加藤プロジェクトゼミ生も沢山集まってくれました。
作品には、黒川紀章氏や安藤忠雄氏のものもあり、見応えのあるものでした。
 

健康科学部人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜

 

※バードハウスは、12/8(日)『地域連携フェア』でも展示されます。かわいいバードハウスを、ぜひ見に来てください!

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