2014.03.28 

『2013年度廣瀬ゼミ卒業論文集』が完成しました!~現代教育学科

こんにちは!現代教育学科5期生・廣瀬ゼミの山北です。
現代教育学科『2013年度廣瀬ゼミ卒業論文集』が完成し、2014年3月26日(水)に学長先生に面談のお時間をいただきました。
 
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この卒業論文集は廣瀬ゼミの伝統で作成しているものです。
廣瀬先生が今年度で本学をご退職されるということもあり、今年は、ゼミ生の卒業論文に廣瀬先生の論文を加え作成しました。内容は、未来社会を創造する「人」、その「人」を育てる教育においては、その仕組みをテーマにしながらも、学習する主体である児童の現状や発達を明らかにするために『時間』『空間』『精神』に科学的根拠を求めて論じたものになりました。
 
『時間』:今の状況の根拠を探るために時間を遡り、現象を時系列に順序良く並べて推移を検討する『時間』的視点に立って先人の歴史を踏まえて論を進めました。
宮崎貴耶「超高齢化社会の光と闇」 山口みづ姫「男女共同参画社会を推進するために」
 
『空間』:検討対象のフィールドは、わたしの存在している現在地、国内だけに求めることなく世界各地(国々)と比較し、『空間』を超える視点で、追求、探究するといったグローバルな視点でもって論じました。
土岐友亮「日本の公教育におけるシュタイナー教育の可能性」
前田真佑「ニートとフリーター問題」
吉田美香「子どもの自尊感情を育む教育のあり方についての考察」
 
『精神』:さらに、現象の根拠はどこにあるのかといった課題を自らの経験や事例を引いて心や気持ちを掘り起こす作業もしました。現象の根拠を単に心理学に求めるのではなく心理を超える人間の心、教育者としての『精神』にまで及ぶものになりました。
藤岡 倫「体験活動の教育的効果を高めるための学校・家庭のかかわりに関する教育」
眞壁好平「授業参加行動を引き出す ―小学校高学年の学習意欲に着目して―」
湊 知恵「よりよい人間関係を築くための話し方」
山北和馬「不登校改善の一考察 ―へき地教育・山村留学に着目して―」
山本悠太「理想の教師像 ―コミュニケーションを中心に―」
 
未来の社会を担おうとする10人のテーマと内容は、熟読するほどに納得できるものになりました。
 
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そして、学長先生から、「いつでも帰っていらっしゃい。ここは、あなたの母校なのだから」という温かいお言葉をかけていただき、改めて畿央大学に入学できたこと、そして卒業できたことを嬉しく感じたと同時に、誇らしく思いました。
 
卒業式を終え、4月からそれぞれの道に進みますが、ゼミで学んだことやこの畿央大学で学んだことを胸に頑張っていきます。
 

現代教育学科5期生 廣瀬ゼミ 山北和馬

 

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