2014.07.10 

畿友会(学生自治会)だより vol.8 ~緊急対応講習を開催しました!

こんにちは!今回の畿友会だよりは、課外活動総本部の現代教育学科1回生宮武が担当させていただきます。
 
2014年6月27日(金)の18:00より、畿央大学のE棟3階多目的室で学生支援センター、畿友会課外活動部主催の「緊急対応講習」が開かれました。この講習はクラブ・サークルの方を対象に開かれ、おもに熱中症対策や護身術等について教えていただきました。
 
まずは健康支援センター山根先生からの講習です。
 
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人間の体は、皮膚からの放熱や発汗によって体温を下げていますが、外気が皮膚表面の温以上の時や湿度が非常に高いと、放熱や発汗ができにくくなり、熱中症を引き起こすそうです。
最近は暑い日も続いています。熱中症には十分気を付けて、こまめな水分補給を心がけてください。ただしアルコールは利尿作用でかえって水分が体外に出ていってしまうそうなので、控えてくださいね!
 
また「RICE処置」についてのお話もしていただきました。受傷後痛み、腫れ、炎症があるときに行う処置、Rest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の頭文字をとってこう呼ばれるそうです。冷やす際には学生支援センターに氷があるそうなので使ってください、ということでした。
 
次は警察の方から護身術の講習です。
 
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まずは警察の方に手を掴まれた時の対処の仕方を実演していただきました。
手をパーにしっかり開き、まわす。または同じく開いた後に自分の肘を相手の肘に向けて当てるそうです。
そうすれば握った時の手の隙間から逃れることができるそうです。
その後、写真のようにあごや鼻、みぞおちを狙って相手をひるませて逃げる手もありますが、護身術は「相手を打ち倒すこと」ではなく「自分が安全に逃れる」ことが大事なので、逃げることを意識してください、とおっしゃっていました。
 
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今度は警察の方に教えていただきながら自分たちで実践してみました。 ギュッと握られると逃げるのも難しくなるので、握られた瞬間に対応することがポイントだそうです。
 
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ほかにも後ろから襲われた際にどう対応するのか、などを実演していただきました。
みぞおちに肘打ちをすることや脛を蹴ること、女性の方はヒールを履いているときには足を踏むことなどで相手をひるませ、その隙に逃げればいいそうです。
先に述べたようにあくまで自分の身を守ることが大事なので、右の写真のように制圧する必要は全くありません。
 
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実際に、学生が警察の方の護身術を体験させていただくこともできました。
警察の方から女性に関しては
・痴漢にあわないように夜はなるべく明るいところを通ること、複数でいること
・痴漢にあった際にはできるだけ大声を出し、周囲に助けを求めるなどをして身を守ること
・さらなる被害を防ぐためにも通報や被害届を出すこと
という注意喚起をしていただきました。
 
皆さんも被害にあわないよう十分気を付けてください。
最後になりましたが、講習をしてくださった先生、お忙しい中来ていただいた警察の方へ心より感謝申し上げます。
 
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https://www.kio.ac.jp/information/kiyukai

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