2014年8月26日の記事

2014.08.26

短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.5

イギリス短期語学留学中の教育学部1回生中西友栄です。 8月19日(火)は、一緒に短期語学留学に参加している荒川夏生さんの誕生日だったので、みんなでサプライズでケーキを買ってお祝いしました。 こっちのケーキは着色料がすごく使われていてカラフルなものが多かったです。 しかし、それを買うのは抵抗があったのでチョコレートケーキを買いました。     お祝いした後はカンタベリー大聖堂へ行きました。 教科書などで見ていたものが目の前にあって不思議な気分になりました。 手の込んだ彫刻、詳細に描かれたステンドグラスなど目を惹かれるものばかりで見ているだけで心が浄化されたようでした。 毎週土曜日と日曜日に無料で入れる礼拝があるそうなのでまた行ってみたいと思います。     今日から本格的に授業が始まりました。いざ受けてみると、ついていけないことはないけれど、やはりレベルが高く難しいです。 半分聞き取れるぐらいであとはジェスチャーや辞書に頼ってしまいます。 日本人は文法には強いけど話す聞くことが苦手だなと思いました。 でも同じクラスの人もだんだん話しかけてくれるようになってきて楽しく取り組めそうです。 これから、もっと積極的にコミュニケーションをとって授業に参加していこうと思います。     【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3 短期語学留学プログラム現地リポート4  

2014.08.26

第27回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!

平成26年8月24日(日)、畿央大学4期卒業生が中心になって行っている「理学療法勉強会」、KSM (Kio Study Meeting)を開催しました。今回で27回目の開催となります。   今回は藤原さん「歩行の神経制御」、山野君「腰痛について」、上田君「職場での健康づくり 労働安全と健康増進について」の3テーマの発表でした。 歩行の姿勢制御の発表では歩行・姿勢制御の神経機構から始まり、脳卒中患者の歩行の特徴、その介入戦略についての話でした。特に介入戦略については症例も取り上げ、様々な意見を出し合い、共有しました。たくさんの視点を知ることで自分の不足していた箇所を補うことができ、有意義なディスカッションになりました。     腰痛については山野君が腰痛の評価の捉え方を自信の視点も交えて発表しました。エビデンスの理解も重要である一方、自信の経験からの推察も評価には重要であり、その進め方に関する話や、実技を交えた評価、介入方法も説明してくれました。効果に絶対的なものはなく、使うものの特性を理解するように、といった話が特に印象的でした。     上田君の発表は、最近産業理学療法と呼ばれている、労働者の健康障害予防と健康の保持増進を目的に行われる活動に関する話しでした。一般企業などで働く健康な方々への予防的介入は近年注目されており、身体をよく知る理学療法士の果たすべき役割、期待されている部分は大きいと感じています。まだまだ未完成の分野ではありますが、上田君を中心に、その役割について皆で話し合いました。       発表者三名とも、各テーマについて深く調査しており、自身の考えを発信し、皆と意見交換するといった流れが定着していました。私自身も専門分野外の話にも触れることができ、毎回大変勉強になります。理学療法士として働き出してから4~5年が経過しましたが、皆それぞれの臨床や現場での発展のため、意識高く臨んでいると感じました。       毎回開催させていただくことへの感謝を忘れず、今後も研鑚に励みたいと思います。次回は9月7日(日)開催予定です! 畿央大学理学療法学科 4期生 佐藤達也   【今までの記事】 第26回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第25回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第24回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第23回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!  

2014.08.26

チーム医療ふれあい実習実践発表会を開催しました!

1回生が早くも見学実習を体験!   理学療法学科、看護医療学科、健康栄養学科の学生たちが入学後早期に学科の枠をこえたグループを編成し、実際にチーム医療が実践されている病院・施設を訪れて、新鮮な感性で現場や人々とのふれあいを体験する「チーム医療ふれあい実習」。それぞれの立場で学びを共有し、ヘルスケアチームを構成する専門職の役割と機能を学んでいます。 ※2014年度より健康栄養学科(臨床栄養コース)は2回生で実施。 8月18日(月)には学内で事前研修、19日(火)~21日(木)の病院での実習のあと、8月22日(金)14:00より、冬木記念ホールにて「チーム医療ふれあい実習実践発表会」を開催しました。実習受け入れを担当していただいたご担当者さまにも来学いただき、学生たちはそれぞれが学んだこと、それを今後の学生生活にどう活かしていきたいかなどを発表しました。     以下、参加した学生のレポートです。   ●看護医療学科1回生 体験レポート 今回チーム医療ふれあい実習で奈良県西和医療センターに見学実習に行かせて頂きました。私はこの実習を通して3つのことを学習しました。 1つ目は「責任について」です。3日間の院内実習で病棟、外来、リハビリテーション部、栄養管理部、薬剤部、中央臨床検査部、中央放射線部を見学させて頂きました。どの部所にも「1に確認、2に確認、常に確認」というはり紙がはってありました。実際病棟で輸血の準備の際看護師2人がかりで声をかけながら確認しあっているところを見学することができ、このことから医療ミスが発生しないように病院全体で意識を高め、医療従事者が何重にも確認していると考えることができました。また、輸血の血液は中央臨床検査部から、薬は薬剤部から病棟へ送られてきますが最終輸血をしたり、薬を投与したりするのは看護師の仕事であり看護師は最後に確認する重要な役割であると感じました。このことを通して全ての医療従事者が1人の対象者さんの命にかかわっているという責任を持って仕事をしているのだと学びました。 2つ目は「対象者さんの情報の共有について」です。一言で「チーム医療」といっても、どのようにしてそれぞれの部署同士で連携をとっているのか大学内の授業では具体的には理解できませんでした。見学を通して、対象者さんの情報は電子カルテで一元化されており、外来での情報が薬剤部や中央臨床検査部などにすぐに伝わるようシステムになっていることを理解することができました。また、その電子カルテが機械だから正確であるといってもその電子カルテに打ち込むのは人間であるので、電子カルテ自体にミスが生じる可能性があると考えることもできました。このことから、それぞれの部署が電子カルテで対象者さんの情報の発信と受信を行っていることを学習しました。 最後に「コミュニケーションについて」です。対象者さんと話す機会がたくさんありましたが、対象者さんから話しかけてくれれば話題が見つかり、会話もはずみました。しかしあまり対象者さんから話しかけてくれないときに自分からどんな話題で話しかければよいかわからず、沈黙してしまいました。看護師や理学療法士はそのような対象者さんに対しても些細な会話から始め、対象者さんの具合を読み取っていることを病棟やリハビリテーション部での見学で学びました。 この3日間の院内実習で実際の医療従事者の仕事を肌で感じ、考えることでこれから自分が看護師の勉強をしていくモチベーションアップになりました。また自分がいかに勉強不足かということも実感しました。看護師になってなかなか入ることのない部署を見学させて頂き貴重な経験をすることができました。 看護医療学科1回生 清水 映見   ●理学療法学科1回生 体験レポート 私たちは、チーム医療ふれあい実習を通して、実際に医療の現場を見たり、体験させていただくことで、机上では学ぶことのできないことを学ぶことができました。実習に行く前は「チーム医療」というと、病院内の医療者だけで構成されているイメージを持っていました。しかし実際は医療者だけでなく、施設の修理をしてくださる整備の方や警備員さん、清掃員の方も合わせてチームの一員であり、病院内だけでなく、かかりつけ医や薬局、地域などの病院との連携も合わせてチーム医療だということを学びました。 「患者さんの気持ちを考えることは大事だ。」「患者さんのために。」という考えを持つことは医療者として当たり前のことであり、普段生活をしていても思いやりの気持ちを持つことは大切だということは誰でも理解できることだと思いますが、考えるだけでなく実行していくことの難しさや大切さを実習で学びました。看護師や理学療法士の方は患者さんの表情から気持ちをくみ取ることができますが、学生の私たちにはわかりませんでした。その違いは、普段からの患者さんとのコミュニケーションなどによるものだと思います。だから私たちは普段からたくさんの方とコミュニケーションをとり、会話だけではわからない表情の違いもくみ取れるように日頃から心がけていきたいと思います。 私たちは勉強をするときに、頭のどこかには常に「患者さんのために」という思いがあります。でも、実際試験などが近づくと試験に受かるためや、単位を取るための勉強をしてしまっています。実習を通して「知識がなければ何もできない。患者さんに申し訳ない。」ということを実感しました。これからは試験のためではなく、将来担当させていただく患者さんのための勉強をしていきます。 お忙しい中、時間をさいて説明やご指導をいただいたおかげで、私たちは「立派な理学療法士になりたい」という思いが強くなり、モチベーションもあがりました。この実習で学んだことを忘れずにすべてのことに感謝し、勉強などに活かしていきたいと思います。 理学療法学科1回生 赤坂美佳 西田貴江

2014.08.26

短期語学留学プログラム2014 現地リポートvol.4

現代教育学科一回生の髙杉朋香です。 こちらに来て一週間が経とうとしています。私は今まで海外旅行には行ったことがあるものの、今回のようなホームステイで現地の方と生活し、学校に通うという体験は初めてなので、新しい事に触れながら楽しく過ごしています。 ホームステイ先に着いたときにはホストマザーが温かく迎えてくださり、靴のまま家に上がることに少し抵抗を覚えながらも、自分のために用意してもらっている部屋に通され、いくつかの家でのルールを教えてもらい、ホームステイ先での生活が始まりました。   日本から持ってきたお土産はどれも喜んでくださって、うれしかったです。ファミリーネイムがHunterなので持ってきた「半田」さんの判子や、グリーンティー味のキットカットには特に興味を持ってくれました。 同じホームステイ先に15歳のロシアの女の子と17歳のフランスの女の子が滞在しています。二人とも私より頭一つ分くらい背が高く、私が18歳だと言うと驚かれました。 朝はシリアルにミルクとカリカリにトーストされた薄い食パンにジャムやチョコレートを塗って、オレンジジュースや紅茶と一緒にいただきます。   その後、長い道のりを歩いて学校に行き、合わせて3時間の英語の授業を受けます。文法や単語の授業のレベルは高校一年生くらいのレベルであまり難解な事はしていないものの、10人未満の少人数クラスで説明も質問もすべて英語という事、他国の生徒とお互い未完成の英語でどんどん喋っていくという事などに苦戦しています。しかし、理解できた時や言いたいことが伝わった時に大きな喜びが得られるので私は授業が楽しくて仕方ありません。   昼は町で美味しそうな店を見つけてテイクアウトをして公園などで食べています。昨日は匂いにつられてたどり着いたお店でホットドッグを注文しました。思っていた味とは違ったものの、日本では食べたことのない味付けのソーセージで美味しかったです。 午後は主にカンタベリーの町を歩きながら景色を楽しんだり、ショッピングをしたりして過ごしています。私のお気に入りは大通りから一本外れた小道で、家と家の間を抜け綺麗な川や静かな公園を眺めながら進むのはとても楽しいです。 晩御飯は料理好きのホストマザーが毎日美味しい料理を作ってくれます。   イギリスではRainbow Loomというカラフルな小さい輪ゴムを繋げてブレスレットを作る事が子どもの間で大流行しています。私も見様見真似で作ってみました。     また、この週末は月曜日にBank Holidayを含んだ三連休なのでカンタベリーの大聖堂に行ったり、隣町のヴィスタブルやハーンベイを訪れようと思っています。 今後も現地の人と積極的に関わって自分の英語力を向上させることに努めていきたいと思います。   【関連記事】 短期語学留学プログラム現地リポート1 短期語学留学プログラム現地リポート2 短期語学留学プログラム現地リポート3