2014.09.10 

生駒市民カレッジ「繭を素材にしてコースターをつくろう」に協力(村田ゼミ)

9月6日(土)生駒市花のまちづくりセンターにて生駒市民カレッジ「繭を素材にしてコースターをつくろう」が開催されました。
人間環境デザイン学科の村田と村田ゼミ4回生8人、3回生1人、そして卒業生も駆けつけてくれて、34人の参加者の方々へ繭を素材にしたコースター作りをレクチャーしました。
 
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本来は2回シリーズの講座にすべき内容ですが、日程の都合上1日で完成出来るように綿密な計画をたてました。
午前中は必要な道具等の準備と予行演習を行い、午後からは「蚕と繭と絹糸について」の講演です。世界遺産富岡製糸場の影響でしょうか。
とても熱心な様子で質問もたくさん出ました。
「曾おばあさんが蚕を飼っていた」「桑の実は子ども時代のおやつだった」等会場から声があがりました。
そして引き続き真綿つくりです。
 
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重曹で煮た繭の中からサナギと最後の脱皮の皮が出てくると「きゃー」「わー」と声が上がります。
いつもなら一緒に盛り上がるところですが、時間がありません。
糸つくりに進みます。

コチニール、茜、カリヤス、タマネギの皮を染料にして糸を染め、学生が作成した簡易織機を使用して織りあげました。
 
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盛りだくさんな内容に完成までいきつくだろうかと心配していましたが、学生との綿密な打ち合わせと予行演習、そしてなにより参加者のみなさんが熱心に取り組んでくださったおかげで、満足のいく作品が完成しました。
 

人間環境デザイン学科 准教授 村田浩子

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