2014.10.11 

学生広報スタッフBlog vol.148~ドキュメンタリー映画「僕のうしろに道はできる」上映会@畿央祭!

こんにちは。学生広報スタッフの福井です。
私は、10月18、19日の畿央祭で行われる看護医療学科主催の映画上映企画に関わっています。
今回は、その映画の宣伝をさせていただこうと思います。
ご紹介するのは「僕のうしろに道はできる ~奇跡が奇跡でなくなる日に向かって~」です。
 
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~あらすじ~
脳幹出血で突然倒れた宮ぷーこと宮田俊也さん。宮ぷーは、山元加津子さん(かっこちゃん)の元同僚でした。いつもかっこちゃんのことをそっとサポートしてくれた大切な仲間。宮ぷーは一生植物状態で、意識も戻らず、二度と体を動かすことも話ができるようになることもないと思われましたが、現在は、意思伝達装置を使っておしゃべりしたり、車椅子に乗って外出したり。まさに奇跡の復活、でも奇跡ではなかった。
植物状態と思われても、回復する道はある。私たちにはまだまだ気づいていない可能性がある。宮ぷーのことを知った人達が、生きる喜びを取り戻していく。
広がる輪、喜びの連鎖。苦しみは苦しみで終わらない。
自分の、そして誰かの明日を輝かせる。
絶望から生み出される希望のシンフォニー。  
ホームページより抜粋)
 
私は、3回生の実習中にある療養者さんと出会い、この映画を紹介していただきました。
出会った療養者さんも“宮ぷー”さんと同じで、意識ははっきりとあるのに思いを言葉で伝えることが出来ない方でした。その療養者さんや家族の方々とのかかわり、映画鑑賞を通して、当たり前にできると思っていたことがある日突然できなくなることの恐怖・苦しみ、誰かが支えてくれることのありがたさ・喜び、人を看る・寄り添うとはどういう意味を持つのかを深く考えさせられました。
 
またこの映画には「看護の本質」が描かれていると思います。たとえ意識はなくてもその人には意思があり、伝えたいことがたくさんあるはずです。しかし、それに気づくことが出来ないのであれば、その人の心を深く傷つけ、大きな溝を作ってしまいます。
看護師はじめ医療従事者は、患者様に寄り添い、その意思をくみ取り、ケアをすることで人に奇跡を起こせる仕事であると思います。
しかし、それは医療者がどれだけ患者様に寄り添い、如何に助けようとするかという姿勢次第だとも思います。 私は、この映画から “かっこちゃん”のような奇跡を信じ、諦めず寄り添う姿勢が、医療者には必要不可欠であることを学ばせていただきました。
 
人は誰かに奇跡を起こすことができます。人にしか奇跡は起こせません。
 
この映画は“相手を想い、信じて寄り添うことから始まった奇跡”の物語です。 多くの方々に是非観ていただきたい映画です。皆さんのご来場心からお待ちしております。
 
【日時】2014年10月18日(土)・19日(日)
      両日ともに 10:30~、13:30~上映開始  
【会場】畿央大学 P棟2階P201教室

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