2014.10.17 

本学教員が、『保健師国家試験対策テスト』を執筆しました。

このたび、看護医療学科の廣金先生が、看護系の教科書を手掛け本校の国家試験受験対策にも採用しているE-lerningを運営しているメディカ出版の保健師国家試験模擬試験『保健師国家試験対策テスト』の問題作成に携わられました。(全2回)
 
著者の廣金先生から、この本をご紹介いただきました。
 
保健師国家試験対策テスト
 
模擬試験は、国家試験本番の雰囲気に慣れる意味が大きいですが、受験年度の出題傾向を概観できるのも大きなメリットで、本校では、看護師国家試験模擬試験6回、保健師国家試験模擬試験2回を実施し、その他にも、大学内外の先生方にご協力いただき、感染・免疫学、薬と健康などの、学生が苦手とする分野について独自の問題を作成し、学生に受験してもらっています。
学生は、模擬試験を受けることで、自分の到達度を知り、苦手分野を確認し、その結果を今後の学習計画に生かしていきます。また、教員も、模擬試験の結果を、学生個々の指導に活用しています。
そのような意味で、本学科では、模擬試験を活用しながら、国家試験対策に教員一丸となって取り組んでいます。
 
模擬試験の問題作成は、他社のものでも経験がありますが、保健師国家試験を受験する学生の5人に1人が利用しているメディカ出版の模試は、国家試験の傾向を細かに分析した上で出題テーマの提案等があり、今回、大変、勉強になりました。
 
4回生の後期授業では、『保健医療福祉システム論』の授業を担当しています。
この授業は、保健師だけでなく、看護師としておさえておくべき『健康支援と社会保障制度』に関する4年間の学びを統合し、看護師国家試験、保健師国家試験に出題される保健医療福祉制度の知識を固めていくことを目的にしています。
 
今年度も、看護師国家試験合格100%をめざして、保健師国家試験合格が今年度こそ100%になるように、模擬試験の作成作業を通して明確になった重点事項を学生がよりよく理解できるように、工夫して指導をおこなっていきたいと思います。
 

看護医療学科 准教授 廣金和枝

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