2015.02.19 

ボランティアレポート~奈良県で開催されたDMAT訓練(災害医療訓練)に参加!

こんにちは!教育学部養護教諭志望の2回生、大川由華と大竹晴子です。
2月14日(土)に近畿ブロックDMAT訓練(災害医療訓練)があり、ボランティアとして参加してきました。
この訓練は「奈良県内で震度7の地震が発生し、近畿2府4県に応援を要請した」という想定で行われました。場所は、橿原運動公園、かしはら安心パークで行われ、県警や県広域消防組合、県内外の医療機関など14団体、約800人が参加しました。
※DMAT(Disaster Medical Assistant Teamの略)/災害派遣医療チーム(災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム)
 
DMATブルゾン
 
私たちはこの訓練に「ムラージュサポーター」として参加しました。
「ムラージュ」とは、患者役の身体に特殊メイクで模造された外傷や血液のことをいいます。奈良医大の看護学生がお互いに災害特殊メイクをするのを手助けする、といったボランティアでした。
しかし、当日患者役の欠席者が出たため、急遽私たちも患者役をすることになりました。
 
患者役は、重症度によって黒、赤、黄、緑の4段階に分けられており、自分の病態やバイタルサイン(血圧、脈拍などの数値)、どのような演技をするかを記憶し、訓練に臨みました。
 
ムラージュ
 
私たちは、タンカーに乗って敷地内に設けられた医療用テントに運ばれ、DMATの医師に診断され、重症度に合わせて搬送されました。
 
ムラージュ1-horz
 
大川は喘息の子ども役で、大竹は息ができない役だったため、演技がとても難しかったですが、実際に、タンカーに運ばれたり、救急車に乗ったりといった貴重な体験をすることができました。また、特殊メイクではありますが、リアリティのある怪我の様子や処置を見ることができ、養護実習で活かしたいと思いました。
 

教育学部現代教育学科2回生

大川 由華・大竹 晴子

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