2015.06.10 

「震災対策技術展」を見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

最近、南海トラフ巨大地震の発生が気になります。
今後30年以内の発生率は極めて高いと予想されています。
我々はさまざまな知識を活かし、災害に対して事前に備える必要があります。
 
大阪梅田のグランフロントで「震災対策技術展」が開催されており、6/5(金)に、加藤ゼミ生(楠瀬遥さん、杉森由佳さん)と共に行ってきました。
以前、加藤ゼミは、奈良商工会様と「森のクマゲラ」という避難タワーのデザインを提案しましたが、今回また、この技術展を見学して新たな震災対策グッズの提案ができないか模索しております。
会場には、非難タワー、避難シェルター、耐震ベッド、避難カート、災害用トイレ、家具転倒防止器具、非常食品等々あらゆる製品が出品されていました。
備えあれば憂いなし、と改めて思った次第です。
 
【楠瀬さんの感想】
震災対策技術展では、耐震補強工法などの建築技術や震災時に役立つグッズや設備を多く学ぶことが出来ました。地震が頻繁に起こる日本に住む上で、このように震災について改めて学び、対策などを考える機会を持つことが出来て大変有意義な一日となりました。
 
【杉森さんの感想】
震災対策技術展で、様々な震災の備えや震災時に対応できるグッズ、設備について学びました。その中で私が一番関心を抱いたものが「蓄光式避難誘導標識・蓄光式津波避難誘導標」です。このグッズは太陽光や蛍光灯などの光を吸収し、自己発光する消電力「0」の発光技術を用いたものです。この技術は震災の対策だけでなく、公共の設備や一般家庭向けにも少しずつ応用されています。震災時、暗闇では行動しにくいのでこのような自動発光できるグッズがあれば非常に有意だと感じました。
 
sinsaitaisaku2015
 
せっかく梅田に来ましたので、家具ショップACTUS「アクタス」やイーレ9Fの話題店「蔦谷書店」にも寄ってきました。
 

人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜

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